こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
今回はガンキャノンのバリエーション機である「HGUC 1/144 ガンキャノン量産型」を紹介します。
ガンキャノンは、初代「機動戦士ガンダム」に登場する機体であり、少ないながらもバリエーション機が存在する機体でもあります。
可動式の240mmキャノン砲
ガンキャノン量産型は、その名の通り一年戦争で活躍したモビルスーツであるガンキャノンを量産化したものです。
「機動戦士ガンダム0080」が初登場ではありますが、その後カラーリングなどを変えてその他のゲームやアニメ作品に登場しました。
このHGUC版のガンキャノン量産型は、初代「機動戦士ガンダム」に登場したガンキャノンに準拠した赤いカラーで成形されています。
ガンキャノンといえば両肩の240mmキャノン砲がその最大の特徴となっていますが、こちらのガンキャノン量産型も両肩にキャノン砲が搭載されています。
ただし、ガンキャノンのそれが固定式の砲台だったのに対してガンキャノン量産型の場合は普段は背部に収納されており、発射時にはせり出してきて前方に向けることができる可動式の砲台となっています。
量産機ということもありコストダウンが図られたのか、キャノン砲そのもののパーツ構成も通常のガンキャノンとは異なるデザインとして仕上がっています。
奇跡?のキット化
ガンキャノン量産型は、今から10年以上も前に作られたキットです。
そのため、現在の目線で見るとどうしても厳しい部分というのは少なからずあります。
たとえばガンキャノン量産型の頭部にあるカメラアイは、ジムなどと同じくゴーグル状のパーツで構成されているのですがクリアーパーツではなくシールで再現するという仕様となっています。
同じようなゴーグルパーツを持ったジム・コマンドなどは同じHGUC版でもクリアーパーツで再現する仕様だったことを考えると少し微妙な仕様といえるかもしれません。
また、頭部は両側からパーツを挟み込んで作る仕様のため、そのまま組み立てると合わせ目が中央に出てきます。
そのため、素組みでは少し見た目が良くない結果になってしまう・・・といった感想を抱かれるかもしれません。
ではこのキットが全くだめなのかといえば決してそのようなことはなく、先述の両肩のキャノン砲ギミックなど、細かい部分では見るべき部分が多いのもまた事実です。
何より、「機動戦士ガンダム0080」ではすぐに破壊されてしまったガンキャノン量産型がキット化されたというだけでもひとつの十分すぎる出来事ですので、価値あるキットと思います。
ガンキャノン量産型はガンプラの中でも比較的地味なキットのひとつですが、こうした地味なキットでも私達ホワイトファングでは光を当てることを怠りません。
ホワイトファングはガンダム関連商品の買取を強化しています。
長い歴史を持ったガンダムシリーズには地味な商品も少なからず存在しますが、地味な商品であってもしっかりと買取を行いますのでぜひよろしくお願いします。