【ガンダム買取情報】HGUC 1/144 89式ベースジャバー☆

こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。

本日は、高価買取商品の
【HGUC 1/144 89式ベースジャバー】について、ご紹介させていただきます。

MSの活躍の場を広げた機体の末裔

89式ベースジャバー(形式番号不明)はU.C.0089年に制式化された宇宙空間用SFS(サブフライトシステム)です。

SFSは1年戦争時の地上戦において、空が飛べず機動力に劣るMSの欠点を補うために、要撃爆撃機として開発されたド・ダイに乗せたことに端を発します。

グリプス戦役の頃には宇宙用のSFSも開発され、MSの長距離移動をサポートする増設ブースターのような用途で使用されました。

89式ベースジャバーは、MSの行動半径を3倍に伸ばすブースターで、表裏の両面にMSを搭載することができ、完全にMS輸送に特化され、非武装となっています。
通常はMS側から遠隔操作されますが、コックピットも備えており有人宇宙艇としても使用できます。

更に、機体後部に固体ブースターを装着することで移動距離延長をしたり、搭載MSが1機の際は機体下部にプロペラントタンクを装着し、航続距離の延長が可能となるなど、拡張性も高いものがあります。

常に航続距離や稼働時間に問題を抱えるMSのサポートとして活躍したこういったタイプのSFSは、MSの小型化に伴う稼働効率の上昇で需要が減りますが、SFSの考え方はザンスカール帝国のアインラッドのような戦闘サポート機体という形で生き残っていくことになります。

ちなみに、元々ベースジャバーという名称は、元々はグリプス戦役時に地球連邦軍が制式採用していた大気圏内用のSFSのものでした。
この89式の他にも94式という宇宙用のSFSにも使用され、SFSを指す一般名詞のような形になっていたのかもしれません。
しかし、第二次ネオ・ジオン抗争の際、89式やネオ・ジオンのSFSであるシャクルズを総称して「ゲタ」と呼んでいたこともあったので、真相は不明です。

格好いいディスプレイの必需品

このキットは2013年6月の発売で、特段記載はないものの「機動戦士ガンダムUC」からのキット化となっているようです。(89式という名称自体がUCからの設定)

成型色での色分けはHGとしては十分ですが、コクピットがシールでの表現で一部塗装が必要だったり、側面の合わせ目が目立つといった欠点はあります。
この辺りはMSを搭載し、その部分を良く見せることを重視したために犠牲になったものと思われます。

機体下部のプロペラントタンクを取り外し、MSを2基搭載することができるうえ、下面はスタンド穴を利用して固定できるため、裏返しの状態でもMSが落ちることはありませんし、軽く振ったぐらいでは落ちない程度の固定力があります。

機体前部の持ち手は、ビームサーベル用のハンドパーツを使えば握ることができますし、ベースジャバー上にMSを立たせる際の足掛かりにもできます。
寝そべった時用のフットレストはスライド可動するので、色々なMSに対応しており、よほど大きなキットでない限り、HGUCは搭載することが可能です。

また、機体下部だけでなく、サイドパーツを外すことで側面にもアクションベースを接続することができます。

HGUC枠での発売ではありますが、実質的にはオプション品と言えるもので、はっきり言って、目の覚めるような素晴らしさのあるキットはありません。
しかし、他のキットのディスプレイを更に映えるものにするという目的においては、この地味さが必要なものなのかもしれません。
是非このキットを使って格好良くディスプレイしてください。
(ただし、重量とバランスだけは気を付けて、アクションベースのネジはしっかり締めてください。本当に大変なことになりますよ・・・)

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