こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品の「模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG COLLECTOR’S EDITION【初回限定版】」について、ご紹介させていただきます。
2010年に制作され、BS放送やインターネットで配信された特別番組「ガンプラ作ろう!!」の中で放送された3編を収録しています。
ガンプラ30周年記念！
2009年のお台場へ実物大ガンダム像を見に来たイレイ・ハルは、ショップで謎のガンプラ・ビギニングガンダムを手に入れます。全くの初心者だった彼は、友達のサカザキ・ケンタに教えられながら製作。この物語の世界ではガンプラをスキャンしてCG空間に再現、製作者が操縦して戦う「ガンプラバトル」が行われており、ハルも参戦します。敵の主力はコウジ・マツモトが操るHGUC Hi-νガンダムGPBカラー。通常2基しか可動しないフィンファンネルを大人買いして6基全部が展開するバトルに苦戦しますが、ビギニングの高性能とHi-νガンダム（実は彼のマネージャーにやらせた）製作の不具合などがあり、勝利します。
高揚するハルの前にガンプラ・マイスターのボリス・シャウアーが現れます。フォーエバーガンダムを操る彼は、バトルを通じて製作技術の未熟さを指摘、ガンプラの奥深さを教えるのでした。捲土重来を図り、ビギニングを改修するハル。パーツにヤスリを入れ、塗装を施し、モールドにスミ入れして･･。念入りに手を入れたガンプラはバトルに強い!と言い切る世界観は、ガンダムシリーズ特有のシリアスなストーリーを吹っ切った爽快さがあります。ハルとケンタ、そしてノヤマ・リナは、チームでガンプラ選手権に出場します。
戦慄の3枚刃
ビギニングガンダムは本編のためにデザインされた機体で、各部に角を切り落とした三角形が配されている、プラモを意識した意匠に加えてオリジナルのガンダムの系譜が汲み取れます。頭部アンテナをビームが形成、動きに合わせて揺れたり消失したりします。武装は頭部ビームバルカンとビームライフル、そして9基のビームサーベルがあり、劇中では片手で3本のサーベルをまとめて振るい、敵の防御を許さない威力を発揮していました。
さらにバンダイホビーセンターから送られた追加クリアパーツで構成する「ifs（イフス）ユニット」を装備した、ビギニング30ガンダムを完成したハルは、ア・バオア・クー戦を模したバトルフィールドに出撃します。
後のビルドシリーズに引き継がれたガンプラバトルの端緒となる作品ですが、ガンプラそのものをぶつけ合う設定ではないので、壊し方に容赦がないのが刺激的です。ガンプラマニアが思いつきそうな改造やカラーリングの機体、原作を思わせてニヤリとするような対戦が盛り沢山のバトルを何度でも見てしまいたくなる作品です。
映像ディスクには全3話とPVやガンプラCM、オーディオコメンタリーも収録されています。16ページのライナーノート、主題歌「my Proud,my Play!｣と脚本の黒田洋介書き下ろしのサウンドドラマを収録した特製CDが付属します。
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