みなさんこんにちは、ホワイトファング買取スタッフです!
今回紹介するのは、「RE/100 1/100MSK-008 ディジェ 」です。
「機動戦士Zガンダム」に登場する、アムロ・レイ専用のモビルスーツです。彼が乗る唯一の非ガンダムタイプになります。
アムロが一番長く乗った機体
1年戦争後、幽閉状態にされたアムロは、シャア・アズナブルやハヤト・コバヤシとの再会、そしてカミーユ・ビダンとの出会いの後、地上の反ティターンズ組織、カラバに身を置いてグリプス戦役に参戦します。
その当初は地球に降下したエウーゴが残したリック・ディアスを乗機としていました。シャアに宇宙に上るように誘われても、「行きたくはない、あの無重力帯の感覚は怖い」と洩らすアムロには地上に残る選択しか当時はなかったのです。
彼の陸戦専用機としてカラバの技術を集めて開発されたのがディジェです。
リック・ディアスのムーバルフレームを流用し、ネモのアビオニクスなども使って短期間で作られた機体。背中につけられた2枚の大きな放熱フィンが印象的です。
漫画「機動戦士Zガンダムデイアフタートゥモロー カイ・シデンのレポートより」では、ハヤトはニュータイプ・アムロの復活の象徴としてガンダムタイプをと主張するも、カイが反ティターンズのジオン残党への配慮から、ジオン系のデザインに変えたと描いてあります。それを反映して頭部のメインカメラはモノアイですが、その奥にはツイカメラ用のソケットが残されていて、モデルにも再現されています。
武装はビーム・ライフルとクレイ・バズーカ、頭部バルカン砲。ビームナギナタもあり、ちょっとゲルググを想起しますよね。
このモデルもRE/100シリーズの特徴である、フレームレスながらもシャープな造形と可動を両立させたパーツを短い時間で組み上げる構成になっています。
右肩のシールドと左肩のウエポンラックは可動式で、ビーム・ライフルとクレイ・バズーカは収納形態に変形して背部放熱フィンの間に、ナギナタは腰部の後ろに装着することができます。
モデルはアニメに比べてややスマートな印象です。成形色による色分けは満足のいくものになっています。
アニメでディジェが活躍するのはキリマンジャロの攻防、そしてシャアをダカールまで護送して、あの演説をさせて再び宇宙へ送り出すという場面です。新劇版ではこの辺はばっさりカットされているので、残念ながら出番がありません。
Zガンダムではカミーユ・ビダンが目立たなくなるので-という理由でアムロをディジェに乗せた、と言われています。デザインを担当した藤田一己もアムロが乗るとは知らずに描いたとコメントしています。
そんな不遇なディジェですが、後にアムロがロンドベル隊に編入する際には宇宙用に改修されたリック・ディジェを搭乗機としており、漫画「機動戦士ムーンガンダム」に登場します。
また、「機動戦士ガンダムNT」では、色違いのディジェをルオ商会が所有していて、ヨナ・バシュタが搭乗しています。
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