みなさんこんにちは、ホワイトファング買取スタッフです!
今回紹介するのは、「RE/100 1/100 MSN-04II ナイチンゲール」です。
富野由悠季の小説「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」に登場する、シャア・アズナブル専用のモビルスーツです。劇場版の逆襲のシャアでは彼はサザビーに乗りますので、小説の挿し絵2点にだけ描かれた幻の機体ということになりますが、バンダイの新シリーズ「リボーンワンハンドレッド」の第1弾として発売されました。
内部フレームを廃すなどの改良で組み立ての簡略化と低価格を図りながらも、マスターグレード並みのシャープな造形と説得力あるディテールを両立させるというこのシリーズに相応しいモデルと言えるでしょう。
墓場鳥
宇宙世紀0093年の第2次ネオ・ジオン抗争でフラグシップ機として製造されたナイチンゲールは、モビルアーマーを思わせる巨体ながらもサイコフレームの搭載と機体各部に無数につけられたバーニアで高い運動性を確保、背部とリアスカート内に5機のプロペラントタンクを備え、運動時間を伸ばすことが可能です。
武器は10基のファンネルでのロングレンジ攻撃、大型ビームライフルやビームトマホークのほか、胸部にバルカン砲、シールド裏にマイクロミサイルを装備して、近接戦闘にも対応しています。ガンダムをキックするという描写が小説に登場するほどの格闘性能もあります。
いかにもシャア専用機という赤い塗装が似合うフォルムですが、安定感のある下半身と無数のバーニアによる運動性はジ・Oから、左右に大きく配されたバインダーはキュベレイから、ファンネルの形状はαアジールから引き継がれたことを連想させます。小説では使われていませんが、ジ・Oと同じく「隠し腕」が装備されているという設定もあり、このモデルでも前部スカート裏に付けられていますが、可動はしません。
バインダー、スカート、頭部後方の「とさか」の織り成す迫力満点の曲線美とボリューム感。最終決戦の乗機に打ってつけと思われたのですが・・
アムロ・レイとの対決は概ね劇場版のサザビーと同じく、リ・ガズイーなどの初期機との戦闘を圧倒するものの、νガンダムに乗り換わってからは、ファンネル、銃撃、斬り合いと互角に渡り合い、殴り合いの格闘戦に至ります。
この後、映画とはちょっとだけ違う筋書きの「アクシスショック」が起こり、小説は終わります。富野監督は逆襲のシャアの小説を2本書いていまして、「ベルトーチカ・・」の方には、シリーズの行き着くところを思わせる展開が見受けられます。ナイチンゲールの造形にもモビルスーツの進化の果てが示されているかのような、人型ならぬ形状が大型化とともに見受けられます。
それ故に、形にして残しておきたいモデルなのかもしれません。
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