こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品のMG 1/100 PPGN-001 ガンダムエクシアダークマターについて、ご紹介させていただきます。
マシタ会長の執念が生んだ修羅
PPGN-001 ガンダムエクシアダークマターは第7回ガンプラバトル選手権世界大会の決勝戦で3代目メイジン・カワグチが使用した機体です。
準決勝で使用した未完成のガンダムアメイジングエクシアを完成させた3代目メイジンでしたが、決勝戦の相手であるレイジに含むところがあり、彼に勝たせるわけにはいかないPPSE社のマシタ会長が、必勝を期して更なる改造をさせました。
ガンダムエクシアを意識した青と白のカラーリングが黒と暗い赤に変更され、フェイスカバーが追加されました。機体から分離し鳥型に変形するトランザムブースターはビーム砲が追加されダークマターブースターとなっています。
武装もGNソード改の刀身を改造した炎をまとうプロミネンスブレイド、GNソードを改造しビームサーベルの刀身をも凍らせる氷の剣ブライニクルブレイド、刀身を撤去したGNソードにビームサーベル兼用のビームバルカンを追加したダークマターライフルと言った携行武器だけでなく、両腕のGNバルカンからビームサーベルが出るようにも改造されてます。
更にダークマターブースターの翼はダークマターブレイドとして手持ちの刃にもなるといった具合に格闘戦に主眼を置いた作りになっているのは、ビーム粒子を吸収するアブソーブシステムを持つレイジが操縦するスタービルドストライクガンダム対策と思われます。
マシタ会長は明るく楽しいガンプラバトルを標榜する3代目を手ぬるいとエンボディシステムで洗脳し、2代目のような勝利至上主義を刷り込んだ結果、決勝戦では情け容赦のない戦い方を披露し、機体の容姿と相まって恐れを抱くほどの禍々しい印象を与えることになり、マシタ会長の望み通りただ勝つためだけを目指す修羅となりました。
これぞ悪役ガンダム
このキットはプレミアムバンダイ限定のMGガンダムエクシアリペアIIをベースにダークマター用の新規パーツが追加され一般販売されたものですが、ノーマルエクシアで組むにはパイプが、リペアIIで組むには肩のパーツが足りないので、それぞれの成型色違いとして組み上げることはできません。
パーツの塗り分けもほぼ完璧なのですが股間の紫のパーツだけはなぜかシールすら用意されず、自分で塗る必要があります。
とはいえ、MGエクシア系の別売りLEDユニットによる発光ギミックは健在で、首をクリアパーツにすることでその光を通すことができるようになっていますが、そのため首の可動が少し狭くなっています。
武装はダークマターブースターとそれに装着するダークマターブレイド×2、プロミネンスブレイド、ブライニクルブレイド、ダークマターライフルに加え、ガンダムエクシアのGNシールド、GNロングブレイド、GNショートブレイド、GNビームサーベル(クリアパーツの変更でダガーにもなる)も付属しています。
ダークマターライフルにはビームサーベルの刀身を装着可能です。
ただ、ダークマターブースターを装着すると重心が後ろになりすぎてしまい、自立はできるもののディスプレイ台なしではポージングもままならないという欠点もあります。
鋭角的なデザインと暗めの色身で、いかにも悪役と言った感じをうまく再現したこのキットは、そういうものが好きな人にはたまらない出来だと思います。
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