こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品の「RG1/144 トールギスＩＩＩ」について、ご紹介させていただきます。
OVA「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」に登場する、地球圏統一国家管理下の諜報組織「プリベンター」のモビルスーツです。「火消しの風・ウインド」ことゼクス・マーキス（ミリアルド・ピースクラフト）が搭乗します。
新たな火種
世界連合とホワイトファングの戦いから1年、世界は武力を放棄した完全平和の道を模索していました。これに対してコロニー組織の黒幕、バートン家はトレーズ・クシュリナーダの実子を称する少女マリーメイアを傀儡に「真のオペレーション・メテオ」を画策。廃棄されたはずのモビルスーツに新機種を加えた武力で地球圏に宣戦布告しました。
特務機関プリベンターを組織、トレーズの遺志を継いで地球圏の平和維持に務めていたレディ・アンが事態の収拾を図ろうとする際に現れたウインドは、プリぺンダーへの参画とトールギスⅢの貸与を申し出るのでした。トレーズが使ったトールギスⅡを製造した際に作らていましたが、専用武装の調整が間に合わず、終戦後は封印されていた機体です。かつてのバイエイトやガンダムエピオンといった試作機の機能を取り入れて、トールギス、Ⅱとは異なる戦力を擁しています。
過去機から受け継がれた新装備
キットは「RG 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz トールギス EW 1/144スケール」をベースにしています。頭部が違うのとショルダーアーマーが大型化しているのが新規仕様です。頭頂部は黄色の三本角と青のトサカ、顔の形状も前の２機とは異なっています。機体の色はⅡと同様に白と青なのですが、青い部分がリアアーマー以外は別な場所に置かれているのが印象的です。白は光沢のある／なしの２種類を組み合わせる仕様で、これは写真ではわかりにくいけど、渋みのあるカッコよさです。
武装は大きく違い、シールドは角ばったものになり、裏にサーベル柄が２本。メガキャノンとサーベル刃２本にリード線でパーツをつなぐヒートロッドがあります。他に手パーツ５種類とゼクスのフィギュアが付属します。これらを装備することで、前２機とは異なるポージングを楽しむことができます。
出撃したトールギスⅢはマリーメイア軍が占拠する資源衛星MO-IIIをメガキャノンで破壊するも、大軍を地球降下させてしまいます。追跡したゼクスは、ブリュッセルでルクレツィア・ノインのトーラスやデュオ・マックスウェルのガンダムデスサイズヘル、トロワ・バートンのヘビーアームズ改、カトル・ラバーバ・ウィナーサンドロック改と共に圧倒的な敵軍に対してパイロットを殺さないという至難な戦いに挑みます。その真摯な姿に平和を望む民衆が立ち上がります。そこに現れたヒイロ・ユイがマリーメイヤを「殺す」ことで、地球圏の戦争は真に幕引きとなります。
戦後のトールギスⅢの所在は不明です。ゼクスはノインと連れ添い、火星へ旅立ちました。
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