こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品の「RE/100 RX-78GP04G ガンダム試作4号機 ガーベラ」について、ご紹介させていただきます。
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」に設定のあった、地球連邦軍の試作モビルスーツです。
試作4号機
宇宙世紀0083にガンダム開発計画で完成したガンダム試作機は、映像上では3号機（デンドロビウム）までが確認されますが、4号機の開発計画については謎に包まれています。「GUNDAM EVOLVE 4 RX-78 GP03 DENDROBIUM」では1号機などとともに設計図の存在が示されていますが、どこまで開発されたのかが明示されていません。
デラーズ紛争中にアナハイムエレクトロニクス社のオサリバン常務から裏取引でシーマ・ガラハウに譲渡されたガーベラ・テトラが、開発途中の4号機を改装したものということです。今回紹介するキットのような形状まで出来上がったのかどうかは定かでありません。
想像の範疇だが・・
4号機の開発のコンセプトは「モビルスーツ戦闘で最強」ということで、白兵戦に主眼を置いています。一方で航宙性能と機動性の強化のために大型のシュツルム・ブースター・ユニット3基が装着可能になっていました。しかし、機能的に1号機とかぶる部分が多いため、開発を中止することになりました。
機体のデザインはガーベラ・テトラのデザインを担当した明貴美加が、模型誌掲載用にデザインしました。キットは1号機に似た頭部、2号機のように張り出した肩アーマーは各1基の大型バーニアのほか、このキット独自の解釈で各4基の小型バーニアが追加されています。脹脛に大型バーニアを備えていることもあり、脚の太さが目立ちます。3基のシュツルム・ブースターを接続するとその大きさから独特のシルエットが際立ちます。下に位置するブースターには付け外し可能なランディングギアが付属していて、自立させることができます。
RE/100シリーズならではの組み立てやすさと見栄えの良さはこのキットでも生かされていますが、大きなパーツが多く、スミ入れが必要かもしれません。特にシュツルム・ブースターは真っ白けなので。可動は十分で、ブースターも相まって様々なポージングが決まります。
武装はロング・レンジ・ライフルとビーム・ライフル、シールド、ビーム・サーベル2本、ロング・レンジ・ライフルの銃身に付属するビーム・ジッテがあります。
ガンダム開発計画の試作機で外見上、ガンダムっぽく見えるのはサイサリスとこのガーベラと思われますが、それ故に試作機として尖がったところがなかったとされ、幻の機体となってしまったのかもしれません。どこまで製作が進み、どの時点でガーベラ・テトラに切り替えられたのか、紛争後オサリバン常務は自殺と思われる変死をしているため、真相は闇に葬られたのでした。
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