こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです!
本日は、高価買取商品のMG 1/100 MS-09 ドムについて、ご紹介させていただきます。
ツィマッド自信の名機
一年戦争当初、ジオン公国軍は地上戦用のMSとしてMS-06F ザクIIを地上用に改修したJ型を運用していましたが、陸戦専用に再設計したMS-07 グフでも移動速度が遅いという欠点は改善できませんでした。
そこで、ジオニック社のザクに制式MSを奪われたツィマッド社が開発したのがMS-09 ドムとなります。
今までの陸上用MSの移動手段が二足走行だったのに比べ、熱核ジェットとロケットを併用したホバー走行を実現し、重装甲による重量増があるにもかかわらず高速移動を可能にしました。
ドムとその派生系列を除いては、地上をホバー移動する量産MSは7年後のグリプス戦役時まで登場しないことを考えるとかなり革新的であったと言えます。
武装も360mm口径のジャイアントバズを主兵装とし、ザクに比べて高火力となり(ザクバズーカは280mm口径)、白兵戦用の武器もヒートサーベルとなり対MS戦を意識しています。
また、元々はビーム兵器を運用することを想定していたらしく、名残として左腹部にエネルギー供給用コネクタを改造した拡散ビーム砲を装備しています。しかし、大した威力は出せず牽制や幻惑を行うことしかできませんでした。
かつてエンジンをふかしたら分解するような機体を作ったツィマッドが威信をかけて開発したドムは、その期待に相応しい性能を見せました。
局地戦用機と銘打ってはいるものの高い汎用性を持ち、多くの派生型が開発される名機となりました。
絶妙のバランスのプロポーション
このキットは1999年6月の発売ですが、実は一度発売を延期しています。
重MSの重量感の表現に苦労したらしく、先にガンダム試作2号機をプロトタイプとして発売してから満を持して発売したという経緯があります。
その甲斐あって、虚無僧がモデルと言われるシンプルゆえにバランスの難しいデザインを見事に立体化されており、その存在感は見事の一言に尽きます。
付属する武装はジャイアントバズとヒートサーベルだけでなく、マシンガンやシュツルムファウストも付属しています。
ただ、デザイン上の制約から関節の可動域が少々狭めなのはドムの宿命でしょう。(アニメと違って動きにウソがつけませんからね・・・)
ザクなどと違い、発売から20年近くたってもVer.2.0が発売されないドムですが、その必要がないと思えるほどの完成度の高いデザインは、製作スタッフの強いこだわりを感じることが出来ます。
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