こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品の「RE/100 機動戦士ガンダムUC MSV MSA-005K ガンキャノン・ディテクター 1/100スケール」について、ご紹介させていただきます。
メカニックデザイン企画『Z-MSV』で設定され、小説・アニメ「機動戦士ガンダムUC」にも登場する、カラバ(後に地球連邦軍)のモビルスーツです。
実は「メタスキャノン」?
カラバから「ゲリラ戦用の砲兵的なモビルスーツ」の要望を受けたエウーゴが、アナハイムエレクトロニクス社に開発を依頼しました。地上戦に対応して安定した射撃性能を持たせるために、メタスのムーバブルフレームを転用して瞬時に射撃姿勢をとれるように設計されました。
一年戦争時に活躍したガンキャノンの後継は重層型、Ⅱ、量産型、アクアなどが開発されましたが、コストの関係でジムと共用パーツの多いジム・キャノンにその座を譲っていましたので、ガンキャノンを襲名しても良かったようです。カラバのハヤト・コバヤシは(劇場版では)ガンキャノンで戦果を挙げましたから、それにちなんだと言われています。従って、この時点ではガンキャノン・ディテクターは赤く塗装されたと言われています。1機がカラバに配備され、第1次ネオ・ジオン抗争が終結した後は連邦軍に編入されました。
UCではトリントン基地に配備され、ジオン軍残党の襲撃に立ち向かいます。アニメでの描写では2機が確認され、対空砲火でドダイやベースジャバーを次々に撃ち落とすも、ホバーで殺到するドム系2機とデザート・ザク1機に一方的に撃破されています。この時の機体のカラーリングを基に作られたのが本キットになります。
大胆な砲撃ポーズ
紺とグレーを基調にした渋い配色、白を主にしたデカール。モールドが少なめなのにのっぺりした感じがしないバランスの良さがあります。RE/100シリーズならではの組み立てやすさもあって、知名度の割には楽しめるキットです。
バックパックに装備する2基のビームキャノンは単独で射角を可動。右肩アーマーのビームガンと共に中長距離迎撃に強そうです。メタス特有のフレーム、アーマーを最低限に抑えた仕様により、各関節の可動は他のキットよりかなり広めになっています。一方、関節は各ポリキャップで構成されている割には緩めなので、注意が要ります。
特徴的なのは砲撃の際のポーズです。立て膝になった時に膝をついた方のつま先が折れ曲がって脛を固定。そしてフロントアーマーを下部に展開して内部のパーツを引き延ばして、アーマーが接地するよう再接続します。これで膝・反対の脛(折り曲げた足)・フロントアーマーの3点で固定することができました。
手持ちの武装はグレネードが付いたビームライフル、そしてアニメではネモが使用していた170㎜キャノン砲も付属しています。このキャノン砲はガンキャノン・ディテクターはもちろん、UCのMGシリーズにも持たせることが可能です。
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