U.C.HARD GRAPH 1/35 ジオン公国軍 機動偵察セット高価買取いたします!【ガンダム買取情報】

こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。

本日は、高価買取商品の「U.C.HARD GRAPH 1/35 ジオン公国軍 機動偵察セット」について、ご紹介させていただきます。

「機動戦士ガンダム」に登場する、ジオン公国軍のパーソナル・ホバー・バイク「ワッパ」を再構成したメカを中心としたセットです。

ワッパと偵察部隊

「ガンダム」第14話はザクこそ登場していますが、これは囮。ガンダムを森林地帯に誘い込んで危機に陥れたのはワッパで忍び寄ったジオン兵たちでした。オートバイに似た形状で空中をホバリングしながらガンダムに接近して各所に時限爆弾を取り付けたのです。シールドに取り付けられた1個が爆発して事態に気づいたアムロ・レイは単独で爆弾の取り外しを行います。時限装置は30分で作動、敵味方ともアムロの作業を注視するのでした。

モビルスーツの活躍があんまりなくて地味な感じが否めませんが、この回はシリーズで唯一、総監督の富野由悠季(当時は喜幸)が脚本にクレジットされており、絵コンテも彼のペンネームである斧谷稔なのです。「パーソナル・ソーサー」というアイディアラフも存在していて、富野監督好みのお話であり、メカでもあったのでしょう。

ジオラマの楽しみが

放送当時の記録集やムックではあまり取り上げられることのなかったワッパですが、2006年にバンダイの新しいガンプラシリーズ「U.C.ハードグラフ」の第1弾として甦りました。ガンダムに登場するサブメカニックにフィギュアや小物を組み合わせ、1/35サイズで戦場を再現しようという試みです。

本キットはこれまでのモビルスーツなどガンプラとは異なる造作を追求しています。繊細なパーツの組み合わせによって内部の構造を精密に表現しています。その分パーツは折れやすいので要注意です。ワッパ1台に兵士フィギュア2体も色分けパーツで構成されています。双眼鏡とそれに付属する三脚(折りたたみ、伸縮できる!)、吸着時限爆弾3個、拳銃ヴァルタPO-08Mが3挺付いています。

この組み合わせだと、すぐに思いつくのはジオラマですよね。サイズからするとタミヤの戦車系のキットに合うので、メカの方はともかく兵士はちょっと改造して、戦場も共用出来そうな感じがしますよね。ガンダムで!!となるとプラモデルではないのですが「RX-78-2 ガンダム リアルタイプカラー」が1/35なので合いますよね。でも、これを持ち込むならばワッパが最低4機は欲しくなり、そうするとワッパは吊り下げるしかなく・・と、出費と悩みが尽きなくなりそうです。

富野監督のお気に入りメカと先に書きましたが、ガンダム終了後の作品でも「戦闘メカ ザブングル」のホバギーや「重戦機エルガイム」のスパイラル・フローといった名称で引き継がれていきます。「機動戦士Vガンダム」の時代には電気自動車(エレカ)に変わる移動手段として普及しています。富野作品の他にも「MS IGLOO2 重力戦線」で陸戦型ジムに対して同じように爆弾を仕掛ける戦法が実行されていました。

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