MG 1/100 MSM-03 ゴッグ 買取いたします!

こんにちは!ホワイトファング買取スタッフです。

本日は、高価買取商品のMG 1/100 MSM-03 ゴッグについて、ご紹介させていただきます。

さすがゴッグだ、なんともないぜ!

ジオン公国軍はMS用のビーム兵器の開発に手間取っていました。要因の一つとしてはMS用ジェネレータの出力が低く、出力を上げると廃熱の問題が出てしまうということがありました。

そこで、海水を冷却剤として使用可能な水陸両用MSにメガ粒子砲を搭載するというコンセプトでツィマッド社が開発したのがMSM-03 ゴッグになります。
メガ粒子砲の運用のほか、独力で海中を進行して目的地に到達、前線基地の存在しない場所でも戦闘が可能な特性を持っています。

丸い頭部をはじめとして外観は流線形となり、装備が内装式となったのは水の抵抗を考慮してのことです。長い腕もコンパクトに縮むようになっており、水中巡行時には肩アーマーの中に格納できるようになっています。

推進には胴体結合部から吸入した水を反応炉の高熱で蒸発させて噴射する水流ジェットエンジンを採用しており活動時間は長いのですが、陸上活動の時はバラストタンクに冷却水を貯めることになり、冷却に制限がかかるため稼働時間はかなり短くなってしまいます。
また、潜水時の水圧に耐えるためにかなりの重装甲になっており、機雷の直撃にも耐えることが出来、そのシーンのセリフが有名な「さすがは~」になります。

武装は腹部にメガ粒子砲が2門、魚雷発射管(ミサイルランチャーとする資料もあり)が2基装備され、頭頂部にはマルチプルランチャーがあります。腕部に近接格闘用装備とマニピュレーターを兼ねる爪が装着されていますが、アクチュエータの出力が高いため空母の装甲を切り裂くことが出来たと言われ、RX-78のハイパーハンマーを受け止めたこともあります。

ジオン公国は海のないコロニー国家ですが、ここまで高性能な機体をいきなり量産までこぎ着けるのですから、その技術力は目を見張るものがあると言えるでしょう。

ちなみにこの機体の名称ですが、機動戦士ガンダム放送時はゴックだったのですが、いつのころからかゴッグと濁るようになり、そちらが正式になってしまいました。

ゴッグは爪が命

ゴッグは他の水陸両用MS同様シンプルなデザインなのですが、大き目なので迫力のあるのが特徴です。このキットはその特徴を再現し、重量感のあるデザインになっています。
脚もずんぐりとしているにもかかわらず膝がよく曲がるので、立膝のようなポーズをとることが出来ます。

内部構造もしっかりと作られており、足のスクリューも指で回すことが出来ますし、水中巡行時に股関節が少し縮むところも再現されています。
また、多重関節の腕も再現されていて、パーツの差し替えなしで肩への格納が出来るのですが、外観のバランスをとるため肩アーマーが少し小さめなので、アニメの映像のように肩アーマーの中に完全にアイアンネイルが隠れるようにはなりません。

全体的に継ぎ目をパネルラインに合わせることで目立たないようにしているのですが、特にアイアンネイルは継ぎ目が目立たないような作りになっており、先端部分に少しあるぐらいです。
アイアンネイルも親指を含めて握りこめるような関節になっており、じゃんけんをすることもできるくらいの可動があります。

ゴッグは初登場時のインパクトが強いため人気の高いMSなのですが、このキットはその人気に応えられるだけの出来であると思います。