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RG 1/144 RX-178 ガンダムMK-II(ティターンズ仕様)です！
黒いガンダム
RX-178 ガンダムMK-IIはティターンズがフラグシップ機として開発した汎用MSです。
試作された3機の機体がエゥーゴに強奪され、いわゆるガンダムカラーに塗りなおされた機体の印象が強いですが、黒基調のティターンズカラーがオリジナルになります。
ティターンズという組織の性格上、連邦系の技術者のみで開発されたこの機体は、
イジェクションポッド内のリニアシートやムーバブルフレームなど、
後のスタンダードとなる当時の最新技術の塊であり、グリプス戦役から第一次ネオ・ジオン抗争にかけて、恐竜的な進化を遂げるMSの端緒と言えます。
武装はビームライフル、シールド、ビームサーベルの一揃いのほかに、
通常弾と散弾の撃ち分けが可能なハイパーバズーカ、ヘッドフォンのように頭部に装着するバルカンポッドがあります。
また、武装をマウントするためのラッチもあり、シールドは左腕、ビームライフルはサイドスカート、ハイパーバズーカは腰にマウントされます。
Zガンダム放送当時は悪役用で黒いガンダムということで
第一話のサブタイトル「黒いガンダム」に衝撃を感じたファンも多かったのですが、
その後の作品で1年戦争時から多くのガンダムが作られたことになり、
「あれだけガンダムがあるのに、今更MK-IIっておかしくない？」と言われるようになってしまったのは、仕方のないことですね。
設定に忠実なアセンブリ
このキットは同時に発売された
RG 1/144 RX-178 ガンダムMK-II(エゥーゴ仕様)の成型色違いになります。
成型色とデカールでティターンズカラーの機体をほぼ再現していますが、バルカンポッドの赤い部分など一部に塗装が必要なところもあります。
このキットの最大の特徴は、ムーバブルフレームの設定を忠実に再現し、先にフレームを組み上げてから装甲を装着する形の組み立てになっていることです。
そのため、継ぎ目が全くと言っていいほど目立たない作りになっており、更にビームライフルやハイパーバズーカの砲身も継ぎ目がないようになっています。
また、コクピットの開閉とイジェクション・ポッドも再現されており、
フレームだけで組み上げたとき胸の部分に球体があるのが、非常に目立ちます。
付属する武装も
ビーム・ライフル、ハイパーバズーカ、バルカンポッド、ビーム・サーベル×2、シールドと一通り揃っています。
ティターンズ仕様には高機動テスト用スラスターとダクト部のマスク装甲を再現するためのパーツが付属していて、通常のものと選択できるようになっています。
作中では数話しか登場していないカラーリングですが、
メーカーもこだわりを持って作られたのがわかる素晴らしいキットだと思います。
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