【機動戦士ガンダムUC】HGUC 1/144 MSM-08 ゾゴック(ユニコーンVer.)【ガンダム買取情報】

こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。

本日は、高価買取商品のHGUC 1/144 MSM-08 ゾゴック(ユニコーンVer.)
について、ご紹介させていただきます。

日の目を見なかった幻の機体

ジオン公国は地球連邦との戦争プランとして、ブリティッシュ作戦(所謂コロニー落とし)を敢行し地球連邦軍最大の拠点ジャブローを破壊し、そのインパクトで一気に講和に持ち込むというものがありました。しかし、実際は作戦に失敗しジャブローは無傷で健在でした。
そこで、ジャブローを内部から破壊する計画が持ち上がり、その作戦専用の特務MSが開発されることになります。

その中の1つMSM-08 ゾゴックは、MSM-07 ズゴックとの競合に敗れた機体でしたが、高い陸戦能力を買われて特務機体として転換されました。

ズゴック同様に頭部が無く、胸部に大型のモノアイを内蔵しています。ただし他のジオン系MSのようなレール移動式ではなく、フレキシブルに向きを変えるタイプのものになっています。
バックパックは陸戦に適した仕様に設計され、高い格闘性能を持っており、それを更に高めるために、最大20mと言われるほどに腕が伸びるアーム・パンチが装備されています。

また、発光などにより隠密性が下がるメガ粒子砲等の火器を排除し、頭部ブーメラン・カッターや腹部ワイド・カッターと言った投擲弾を装備し、隠密性を高めています。
これらの他に類を見ない特殊な装備は、ジャブロー内部が狭く、派手な重火力では天井の崩壊を招くという配慮があったものと思われます。

11月の空挺作戦失敗での大幅な戦力損耗以降、主戦場が宇宙に移行したこともあり、ジャブロー攻略作戦は事実上中止され、専用の特務MSの開発は宙に浮くことになり、人知れず埋もれていくことになります。

その後、好事家のコレクションの中にあったりもしますが、ラプラス戦争時にトリントン基地を襲撃したジオン残党部隊の中にこの機体が存在し、基地に配備されたGMIIを撃破しています。

それにしても、20年近く前の制式化されていない機体が実戦で活躍できるレベルの状態を維持、というか明らかに性能向上しているのですから、地上に残ったジオンの残党というのは非常に物持ちのいい連中のようです。

飛び出すパンチは男の子のロマン

このキットは、2013年9月に発売されたキットで、当時は「機動戦士ガンダムUC」に登場した機体のキット化が数多くありました。UCに登場した機体のキット化と言うことで、MSVの頃とは一部違うところがあります。

UCでは腹部のワイドカッターがラジエターのダクトに変更されており、ヒートソードやシュツルムファウストといった携行武器が追加され、腰にシュツルムファウストをマウントするためのパーツも付属しています。

関節の可動は足首はほぼ固定されているものの、股関節は股割りができるほど広く、膝も二重関節で180度近く曲がります。腕は細かいジョイントが蛇腹のようになっており、綺麗に曲げることが出来ます。しかし腰の可動がバックパックのダクトに邪魔されてロックされてしまうのは少し残念です。

伸びるアームパンチは前腕部に追加パーツを挿しこむことで再現しており、左右用に1個ずつ付属していますが、この2つを連結することもできるのでかなり長くなりますし、複数買えば某ロボットの無限拳のように伸ばすこともできます。

それはそうと、アームパンチを見て、波紋の呼吸でズームパンチと言うかゴムゴムの~と言うかで年齢がわかってしまうという罠があります。

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