こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品のHGUC 1/144 PMX-000 メッサーラについて、ご紹介させていただきます。
木星帰りのMA
PMX-000 メッサーラは、パプテマス・シロッコがジュピトリス内で開発したPMXシリーズの最初の機体で、分類上は可変MAとなります。
高重力の木星圏での活動を前提に設計されており、高重力を振り切るため背面に大型スラスター・ユニットを装備しています。
スペック上の推力はあまり高くありませんが、メインスラスターの他に機体脚部および尾部などにも大型スラスターを内蔵しており、総推力はスペック2倍以上あるのではないかと思われ、MA形態時にはそれが一方向に集中するため、実際の加速力は相当のものがあります。
背面のメインスラスターユニットは、先端のメガ粒子砲とスラスター群が一体化した連装のAMBACユニットであり、首のない胴体と並んで特徴的なシルエットに大きく貢献しています。
他の武装として、肩部には9連装ミサイル・ポッド、両側面にはバルカン砲も合計4門装備し、前腕の甲には2連装のグレネード・ランチャーとクローが一体となったユニットをマウントし、ビーム・サーベルも内装しています。
更に踵にもクロー装備しており、敵機の捕縛が可能なレベルの握力を持っています。
また、一見すると手足を折り畳んだだけの変形に見えますが、関節部分は意外と複雑な動きをしていますが、初期型のムーバブルフレームのおかげで、生産性や整備性は非常に良好なものとなっています。
シロッコがティターンズの実権を握った際は、このメッサーラの量産化計画があったとも言われ、最初に開発した機体からしてそういったところまで考えているあたり、彼は天才を自称するわりに案外地に足付いた思考をする人だったのかもしれません。
流石に変形を完全再現できず
このキットは2013年6月の発売で、ユニコーンに出てきたキットが大量に発売された時期となります。(ちなみに、同時発売のHGUCは89式ベースジャバー)
変形を実現することを第一に考えたような作りになっており、それに合わせた関節の動きと、MSとMAの両方の形態でのデザインは非常に素晴らしいものがあります。
しかしその分、隠れやすいところにあるけど、気になるとはっきり見える合わせ目がありますし、変形時には腕のジョイントパーツを変更し、腕の付け替えを行った上、MA形態時には背面のスラスターユニットを保持させるために、ジョイントパーツに接続する必要があります。
唯一の携帯武装であるビームサーベルは、左右それぞれに専用と言っていい握り手パーツがあり、窪みがあるおかげでしっかりと保持できます。
腕部クローは展開した時のパーツが別についており、踵のクローも可動し、そのおかげでMS形態時の自立が可能になっています。
また付属する専用ディスプレイベースは、変形時に余るパーツや差し替え用の手、ビームサーベルの刀身が完全に格納できるようになっており、飾るときの邪魔にならないようになっています。
意外と華奢な変形機構を持つメッサーラですが、HGではこれが限界といったところなのでしょう。MGで完全変形するキットを出してほしいとは思いますが、そうなると全高30㎝越えで横もデカい大型キットになるので、少々難しいかもしれません。
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