こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品のMG 1/100 MSZ-006C1 ゼータプラス C1について、ご紹介させていただきます。
改修機の改修機
MSZ-006 Zガンダムは非常に高性能な機体だったためか派生型の多い機体で、その中でもZプラスは非常に多い派生型が存在します。
MSZ-006C1 ZプラスC1型は、エゥーゴの地球上での支援組織カラバがZガンダムを大気圏内用に改修したMSZ-006A1 Zプラスを宇宙空間用に再改修した機体になります。
ベース機のA1型はZガンダムのコストカット版とも言える機体であり、C1型はそのコンセプトのまま宇宙空間用の装備を追加し、更に背部にスラスター4基を内蔵したバックパックを装備して推力を強化しています。
武装面でも変形サブユニットにビームスマートガンを装備し火力と長距離射撃能力を強化しています。なお、ビームスマートガンの標準装備化に伴い、ビームライフルは標準装備から外れています。
変形機構はA1型と同じく簡素化されたものとなっていますが、母艦等でセッティングをすれば、Zガンダムと同様にWR形態での大気圏再突入も可能ですし、ビームスマートガンを装備しての大気圏内飛行も可能とされ、単純な宇宙空間用MSとは一線を画す汎用性を持っています。
可変MSとしては生産性に優れていたこともあり、少数ではあるものの量産されていた機体で、有名なところでペズンの反乱時のα任務部隊に2機配備されていました。
高性能ではあるもののピーキーな機体であるZガンダムを、生産面でも操縦面でも扱いやすくすることに成功したZプラスC1は後のリ・ガズィなどへの発展の橋渡し的な存在ともいえ、MS開発史においても重要な位置にある機体となりました。
なお、ガンダム・センチネル連載中までは「Zplus」の表記でしたが、商品化する際に事務用品メーカー「プラス」の商標に触れる恐れがあることからカタカナ表記に改められています。
ロービジを再現
このキットは、2001年発売のMG Zプラス(A1型)をベースキットとして、2002年2月に一般発売されたものです。
A1型がテスト機バージョンということでオレンジと白の目立つツートンカラーだったのに対し、C1型は本来の色であるグレーのロービジタリティカラーの成型色となっています。
また、ビームスマートガン装備の変形用サブユニットやバックパックは新規造形となっていますが、A1型用のパーツは付属しておらず、ロービジカラーでのA1型を組み上げることはできません。また、ウィングバインダーに装着するプロペラントタンクも追加されています。
これらの新規追加パーツがあることをA1型の頃から想定されていたパーツ割になっており、余剰パーツはほとんどない(ビームライフルすら!)のもこのキットの特徴で、A1の頃からあるランディングギアと未稼働の頭部アンテナもそのまま付属しています。
ベースキットのA1型が非常に優れたプロポーションだったので、C1型もそれをそのまま踏襲しているのですが、長砲身のビームスマートガンが機体の中央にくるWR形態は非常に細長く感じますが、細身の機体がより鋭角的に見えるようになるので、かえってバランスがいいようにも思えます。
ガンダム・センチネルでカトキハジメがリファインしたZガンダムがこのZプラスですが、非常にキット化しやすい良デザインで、そういった点も含めれば彼の最高傑作であり、このキットはその頂点にあると言っても過言ではないでしょう。
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