劇場版機動戦士ガンダムI【ガンダム買取情報】【砂の十字架編】

こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。

本日は、高価買取商品のDVD 劇場版機動戦士ガンダムIについて、ご紹介させていただきます。

三部作の1作目になれた作品

機動戦士ガンダムは1979年のTV本放送時、非常に苦戦し打ち切りが決定しましたが、そのころから人気が上昇し、再放送やガンプラの発売により社会現象と見えるほどのブームを呼びました。

そんな中でTV放送を再編集した劇場版の制作が決まりました。配給元の松竹は全43話の再編集で1本の映画を作るつもりでいたのですが、制作のサンライズは1本では収まらないと判断し、三部作の第一部として制作しました。

本作はもともとは題名に数詞がついていませんでしたし、これ以降の作品と違って副題もありません。これは第1作の興行成績次第では第2作が製作されない可能性もあったからです。
松竹の予想をはるかに上回る反響により、第2作以降の制作が決まり、これ以降は数詞と副題がつくことになります。
他の作品の副題が作中の挿入歌の題名となっているため、この作品が主題歌の「砂の十字架編」と呼ばれることもあります。

内容は、TV版の1話から14話までを再編集したものとなっており、第1話の冒頭から、ガルマの戦死を経て国葬時のギレンの演説までを収録しており、世界観とキャラの紹介がメインとなっています。

全編を通した再編集の基本的な方針として、シリーズ全体で構成に影響のない、一話完結エピソードは必要なシーンを除いてカットし、テレビシリーズでは2回にまたがっていたエピソードや戦いを、1回分に集約、再構成しています。

また、ガンダムが大気圏に突入するシーンは全面的に書き換えられ、耐熱フィルムから冷却剤を噴霧しシールドで撥ね返すことによって耐熱フィールドを構成するように変更されています。

この作品単体で見ると、敵役であるジオン公国の全容がわかり、次の敵幹部であるランバ・ラルが新型MSグフと一緒に顔見せし、「俺たちの戦いはこれからだ」ったいったところで終了するという週刊ジャンプの打ち切りマンガのような映画ですが、これは三部作の第一部だと分かっていれば、期待を持たせる引きとなり、次回作が楽しみになります。

紆余曲折の単品版

ファーストガンダムの劇場版のDVD販売は、2000年に「特別版」として発売されましたが、映像はそのままに、音声に対しては5.1チャンネル用に、オリジナルキャスト(一部を除く)によるアフレコのやり直しや効果音、BGMの細かい変更が行われた結果、熱心なファンからは「イメージが大きく損なわれた」と酷評を受けてしまいました。

そこで、オリジナル音声版DVDが2007年に発売されていて、ここで紹介しているものはこのバージョンになります。

富野総監督監修のHDプレミアムマスター仕様となっていて特典映像として特報と劇場予告編を収録しています。

また、字幕は日本語と英語が収録されています。

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