こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです!
本日は、高価買取商品のMG 1/100 MS-06F ドズル・ザビ専用ザクIIについて、ご紹介させていただきます。
ザビ家のための機体
ジオン公国軍には「指揮官は前線に立って戦うべし」という考えがあり、艦隊指揮官であっても専用のMSを用意しいつでも自ら出陣できるようにするという慣習があります。(ただし、ポーズだけでハリボテのMSをデッキに用意させていた提督もいるらしい)
それは宇宙攻撃軍司令のドズル・ザビも例外ではなく、専用のMS-06F ザクII(S型という説もあり)を所有していました。
全身が緑色に塗装され金色のエングレービングが施されているという豪華な外装と、両肩に4本ずつ、両手の甲に3本ずつのスパイクが装着されているのは、ドズルの軍服のイメージをそのままMSの落とし込んだデザインになっています。
また、身長2mを超す巨漢のドズルを登場させるために、コクピットの容積も大型化しています。
武装は通常のザクIIと同じものを使用できますが、それ以外にも専用の大型ヒートホークを装備しており、一説にはスラスター付きの大型ハンマー「ジャイアント・ウォーハンマー」を装備していたという話もあります。
派手な装飾から軍事パレード用のハリボテと思われていることもあるようですが、ドズルは本機に乗って前線に赴き、戦場視察を口実に実戦参加していました。その際にはザクマシンガン等の火器は一切持たず、大型ヒート・ホークのみを携行していたと言われています。
なお、本機は一年戦争末期の星一号作戦でのソロモン攻略戦の時、ソーラシステムの照射により格納庫ごと焼失したとされています。
エングレービングをシールで再現
このキットは、MG ザクVer.2.0をベースに肩や手の甲、アンテナといった新規パーツを追加したものになります。成型色も緑単色に変更されていますが、ベースキットの非常に広い可動域やほとんど目立たない合わせ目などはそのままとなっています。
武装はザクマシンガン、ザクバズーカ(ジャイアントバズとのコンパチ)、ヒートホークというザクVer.2.0の定番3点セットに加えて、専用の大型ヒートホークが付属しています。ジャイアント・ウォーハンマーは付属していませんが、元ネタがキットの販売と前後してガンダムエースに連載していたマンガなのでバンダイが詳細な設定画を入手できなかったのかもしれません。
そして、この機体の最大の特徴である金色のエングレービングはスペシャルエングレービングシールという、エンボス的な盛り上がりのある特殊シールの陰影で再現しています。エングレービングを無塗装の金型成型プラスチックで再現することは、現在の技術では不可能でしょうから仕方がないでしょう。
しかし、このシールは貼り直そうとするとすぐに砕けるので一発勝負となり、難易度が非常に高いです。(貼る前に水に濡らすと修正しながら貼ることが出来るという話もあり)
少々手間のかかるキットではありますが、その苦労に見合う格好の良さがあるので、シール貼りの技術に自信のある方は是非ともお勧めしたいのが、このMG ドズル専用ザクIIです。
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