MG 1/100 MSM-07S シャア・アズナブル専用ズゴッグ 高価買取いたします!

こんにちは!!ホワイトファング買取スタッフです。

本日は、高価買取商品のMG 1/100 MSM-07S シャア・アズナブル専用ズゴッグについて、ご紹介させていただきます。

水陸両用MSの完成形

MSM-07 ズゴックはゴッグの完成を受けて作られた第二期の水陸両用MSとなります。
しかし開発に手間取った結果、後から開発が始まったアッガイの方が先に完成してしまい、本来MSM-04となるはずだった形式番号はMSM-07になってしまいました。

ゴッグでは不十分だった陸戦能力が重視された設計になっており、水冷式と空冷式のラジエターを併用したり、熱核水流ジェットのほかにジャンプ用の化学燃料ロケットを有するなどして、陸戦型ザクを超えるようなスペックとなっています。

武装は両腕部にそれぞれ3本のアイアンネイルとメガ粒子砲が装備されているほか、頭頂部に6基の240mmロケット砲発射管があり、ゴッグでは固定装備の配置からかなり制限されていた対空能力が大幅に向上しています。

アイアンネイルの硬度は高くGMの胴体を貫くことが出来たほか、開閉機構を利用してマニピュレータとしての使用も可能であったとされています。

また、後期生産型として外観に違いはないものの、反応炉の出力向上と運動性の改良、装甲の材質変更を行ったMSM-07Sが開発され、シャア専用機はこのS型であったとされます。
一年戦争後、サブフライトシステムなどの発達と大気圏内を大型艦艇が航行可能になったことなどにより、MSの活動領域が空中に移行しました。
そのため河川域や沿岸部での軍事活動はほとんど行われなくなり、水陸両用MSの重要度が下がってしまいました。

これ以降の水陸両用MSは第一次ネオ・ジオン抗争時のネオ・ジオンのカプールやザンスカール帝国のガイユルグなどの水中に特化したものか、袖付きのゼー・ズールのような汎用機の改修型しかないことを考えると、ズゴックは水陸両用MSとしてのバランスのいい最初にして最後の機体であったと言えるでしょう。

こだわりの4本爪

このキットは直前に発売されたMG 量産型ズゴックの単なる成型色違いではなく、関節部分などの改修がなされたキットになります。(ただしその違いがノーマルとS型の違いであるとは明言されていない)

ズゴックはじめ、ジオン公国軍の水陸両用MSはシルエット重視でシンプルな曲線美なデザインをしているのですが、このキットのプロポーションも原作に近いバランスのいいものになっています。
各部の可動域も広く、原作で取ったポーズはほぼ再現できますし、腕の関節や爪もしっかりとしているので、逆立ちすることもできます。

内部構造もしっかりと作られ、装甲で見えない部分にABS樹脂の軟質パーツが組み込まれ、防水加工を演出しています。

2003年発売の古いキットではありますが、Ver.2.0を出す必要がないくらいの完成度の高さがこのキットの最大の特徴でしょう。

なお、付属のフィギュアは立ち姿とコクピット搭乗姿の成型色が真っ赤なシャアが付いてきます。

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