こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品のMG 1/100 FA-010A ファッツについて、ご紹介させていただきます。
本体より先に完成された追加武装
FA-010A FAZZはZZガンダムの重火力支援システム(いわゆるフルアーマー)のテストをするために制作された試験機です。
本機はZZガンダムが完成する前に、フルアーマー状態での性能のみを検証するのが目的の機体であるため、増加ユニットは全て固定式とされ、強制排除機能は備えていません。
また、基本フレームには試験に必要な部分以外はZZガンダムのMS形態のみを再現した汎用のものが使用されており、Gフォートレスへの変形や分離合体機構は省略されており、コア・ブロックシステムも廃止され通常型のイジェクションポッドタイプのコクピットとなっています。
武装はフルアーマーZZガンダムと同じく、バックパックにビームカノンが2門、18連装2段階ミサイルランチャー2基、胸部追加装甲の8連ミサイルポッドが2基、両肩の追加装甲に6連装のスプレーミサイルランチャーが1基ずつとなり、ハイパーメガキャノンを装備する際には右側の各ミサイルランチャーは取り外すところも同じです。
ただ、ダブル・ビーム・ライフルは腕に固定する形になっており、ハイパーメガキャノンの副砲的な扱いになっていることと、背部ビームカノンがサーベルとして使用できないことが、フルアーマーZZガンダムとの違いになります。
コアブロックシステム同様に開発が難航していた頭部ハイメガキャノンと腹部のハイメガキャノンはダミーとなっており、使用できません。
なお、FAZZには頭部やバックパックなどにフルアーマーZZダブルゼータガンダムとの外観上の差異が若干存在しますが、各部の省略により機体の完成は早く、グリプス戦役末期には実用試験を兼ねた運用とは言え、実戦部隊に配備されていました。
名前はFull Armor ZZ(double zeta)の頭文字からとられ、「太っちょ」を意味するfatsと同じ音(ファッツ)で発音されます。
名は体を表す
このキットは、2001年9月に一般販売されたものになり、2000年8月発売のMGフルアーマーZZガンダムをベースキットとしています。
ゆえにコアブロックシステムが存在しており、成型色での塗分けが完全ではありません。
しかし、頭部、大型バックパック、ロングタイプのつま先が新規パーツとなっており、組み上げてみると外観の違いがはっきりと分かるようになっています。
また、フルアーマーZZガンダムの頃からそうなのですが、ハイパーメガキャノンがモナカ構造になっており、中空で合わせ目が目立ってしまいます。
とは言え、フルアーマーZZガンダムゆずりのプロポーションには健在で、破綻しそうでしていないギリギリの太さと迫力を維持しています。
フル武装した時の威圧感は、MGの中でもトップクラスと言ってもいいでしょう。
金型の費用などを考えると仕方がないのかもしれませんが、やはりちゃんとしたディテールでキット化してほしいというのがファンの素直な気持ちなので、Ver.KaでもVer.2.0でもいいので新規造形のキットが欲しいものです。
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