【機動戦士ガンダム】MG 1/100 MSN-02 ジオング

こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。

本日は、高価買取商品のMG 1/100 MSN-02 ジオングについて、ご紹介させていただきます。

ジオンの名を冠する最強最後のMS

MSN-02 ジオングはニュータイプの軍事利用として開発されたサイコミュ・システムを搭載したMSというコンセプトで開発され、その期待から早くから国の名前を冠した「ジオング」の名称が決まっていたと言われています。

ただ、サイコミュの小型化が難航したことや、多数のメガ粒子砲を運用するためのジェネレータを搭載するためなどの要因によりお通常のMSの2倍以上のサイズまで大型化したと言われています。

腰部スカートを大型化して大推力エンジンを5つ配置し、通常のMSなら脚を装着する部分に装着した可変式のロケットモーターがメインスラスターとして機能します。
オプションとして、陸戦用の歩行ユニットが用意されており、装着する場合は、ロケットモーターユニットごと交換します。

武装は10本の指すべてがメガ粒子砲の砲門となっており、それ以外にも頭部に1門、腰部に2門のメガ粒子砲が装着されています。
腕は有線式サイコミュであり、肘から先が本体より分離しオールレンジ攻撃を仕掛けることができます。
指や首の可動だけでなく、腰のメガ粒子砲にも自由度があるため、広範囲に命中精度の高い攻撃を仕掛けることが可能で、大推力による高機動と相まって単機で戦場を制圧することができます。

また、ニュータイプ能力が低いパイロットでも扱えるように、コクピットは頭部の火器管制用と胸部の機体制御用の2つが用意され、2つのコクピットは連絡通路で結ばれています。更に、頭部は本体から分離することにより、ビーム砲を1門もつ小型MAとしても運用が可能です。

原作アニメの終盤で次々と登場する異形のMAたちの最後を飾る機体として、MAとMSの中間的で半人半獣のスキュラをイメージするようなデザインの機体を持ってくるあたりの制作陣のセンスには脱帽します。

脚は飾りと思える完成度

MGジオングは、2002年に一般発売されたもので、未だVer.2.0は発売されていません。(2004年発売のパーフェクトジオングはこのキットのパーツ追加版)

しかし、このキットはVer.2.0が必要ないぐらいの出来で、パーツの合わせ目もあまり目立たず、プロポーションもパーフェクト化を意識してか、腰回りが少しスマートになったおかげで大き目の肩や手が目立つようになり、ラスボス的威圧感のあるシルエットになっており、脚のない状態でもバランスが取れた体型をしています。

手の指も一本一本で動くようになっており、リード線によって有線サイコミュで飛び出す腕の再現ができるようになってはいるのですが、腕のパーツが重いのでリード線では空中で保持できず、専用のスタンドが付属しています。

映画の追加カットでシャアが脱出に使った頭部後方のハッチも再現されており、ちゃんと開きますが、頭部コクピットが再現されていないのは少し寂しいです。

MG恒例のフィギュアは制服姿のシャアの立ち姿とコクピット用の2体が付いてきます。
原作アニメでは、ジオン公国のノーマルスーツを着たシャアがコクピットに座るのはジオングに乗ったときだけなので、ここでフィギュアにして欲しかったです。

細かいところで不満がないわけではないのですが、15年以上たっても十分通用する出来なので、ジオン公国の魂とも言えるこのキットは、ジオニストに是非おススメしたいです。

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