【ガンダム買取情報】MG 1/100 RX-178 ガンダムMK-II Ver2.0

こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。

本日は、高価買取商品のMG 1/100 RX-178 ガンダムMK-II Ver2.0について、ご紹介させていただきます。

野心的な機体の末路

一年戦争による地球圏の損害は莫大なものであり、その復興は急務でした。
そんな中でもジオン軍残党が跋扈していたため、地球連邦軍はその対応に追われることになりますが、そのような状況では主力になったMSの新規開発は後回しになります。

戦後7年経ってようやく、公式的に初めての新規開発機となったのがRX-178 ガンダムMK-IIとなります。ティターンズ主導し、自らのフラグシップ機として開発された本機は、地球連邦系技術者の選りすぐりで開発が行われ、戦後の改修機などで培ったリニアシートだけでなく、ムーバブルフレーム、エネルギーCAP、フレキシブルバーニアスラスターなど、最新技術を惜しみ気もなく投入されています。

武装は、コロニーの暴徒鎮圧を想定して火力があまり高いものを装備しておらず、固定装備もビームサーベル×2のみ(資料によっては腕部にミサイルランチャーを装備しているとされる)ですが、出力調整が可能なビームライフル、弾倉交換で散弾も発射可能なハイパーバズーカ、装弾数を増やすためにオプション化したバルカンポットなど、幅広い任務に対応できるものとなっています。

また、初の全身ムーバブルフレームの機体ではあるのですが、フレーム材質の剛性に問題があり、開発に難航しているうちに、アクシズからガンダリウムγの技術を手に入れたアナハイム・エレクトロニクス社がリック・ディアス始めとする第二世代MSの開発に成功してしまいました。そして恐竜的進化と言われるほどの性能向上が始まることにより、本機はすぐに旧式扱いになってしまい、パプテマス・シロッコには「マイナーチェンジ」と酷評されてしています。

ドレッドノートの登場により竣工前に旧式艦のレッテルを張られてしまった、日本初の純国産戦艦で起工時には世界最大だった薩摩のように、このような事例がないわけではないのですが、少々可哀想な気がします。

2バージョンあるキット

このキットは2005年10月の発売で、PG ストライクガンダムの技術をフィードバックと銘打って、ムーバブルフレームの作りを完全再現しています。

関節各部が二重構造になっており、180度近く曲がるようになっているため、少々不格好ですが胡坐もかけるほどの可動域を誇ります。ただし、腰が曲がるようになっていないため、自然なポージングが出来ないという欠点があります。

武装も、ビームライフル、ビームサーベル×2、ハイパーバズーカ、頭部バルカンポッドと一通り揃っており、合わせ目が目立たないような作りになっています。それ以外にも、ディスプレイベースとしてカタパルトユニットも付属しており、整備員のフィギュアをリード線で空中に固定できるようにもなっています。

全体的にシャープなシルエットになっており、各部のディテールが目立つようになっていますが、武装も細身になっているため、ハイパーバズーカは少し迫力に欠けるところがあります。

このキットの後、2006年3月に発売されたティターンズカラー版は、この腰回りの欠点をカバーするようにその部分だけ新規造形されています。正式なアナウンスがないのでタイミングは不明ですが、通常(エゥーゴカラー)版のキットもこのティターンズカラー版の金型が使われるようになります。

さいごに

MG スーパーガンダムに付属するGディフェンサーと合体できるように、バックパックにジョイント用の穴があります。スーパーガンダムになってもシルエットのバランスが崩れないので、このキットをデザインした人は、かなり気を使っていたのだなとつくづく思います。

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