こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
今回はファーストガンダムの最終章として名作との呼び声も高い「逆襲のシャア」から
「1/550 NZ-333 α・アジール」を紹介いたします。
「α・アジール」といえば、劇中でも衝撃的な登場をしたニュータイプ専用の巨大モビルアーマーですが、キットではそのサイズから1/550というスケールで作られています。
α・アジールの特徴その1
実はα・アジールは、「逆襲のシャア」公開当時にキット化されて以降はHGUCやMGではキット化されていません。
MGは1/100、HGUCは1/144というスケールのため、あまり大きなスケールの機体はキット化されておらず、デンドロビウムやネオ・ジオングといった機体が例外的にキット化されているにとどまっています。
さて、このα・アジールは時代的には「逆襲のシャア」公開当時に発売されたキットですので1980年代後半に発売されたものです。
時代的にはスナップフィットの技術が確立した過渡期にある事もあり、このキットも接着剤不要で組み立てることができます。
設定としてはかなり大きな機体ですが、パーツ分けはかなり大雑把になっており、組み立てそのものはむしろ手軽にできるのではないでしょうか。
この当時はまだMGやHGUCといったブランドがない時代ですので、プラモにそこまで多くの情報量を盛り込むこともなかったようですね。
α・アジールの特徴その2
α・アジールはモビルアーマーということで、他のモビルスーツのように手持ちの武装というものは付属しません。
そのかわりに腰部には着脱可能なファンネルが設定されています。
また、肩や腕部分には可動できる砲台が造形されており、腕や脚と呼べるものがないかわりに様々な表情を見せることができます。
さらに、このα・アジールは着陸降下形態に変形させることが可能で、差し替え無しの完全変形です。
もっとも、この着陸降下形態というものは「逆襲のシャア」でそんなシーンあったかな?とちょっと不思議に思ってしまう形態でもあります。
それでもこの時代に破綻なくプロポーションがまとめられているという点は、優れた完成度であるという事なのかもしれません。
なお、このα・アジールには同スケールのνガンダムも付属しますので、圧倒的なサイズ差を実感することができます。
さすがにνガンダムも1/550ですので可動はほとんどなく、塗装もされていませんので1色で造形されています。
塗装することは難しいかもしれませんが、良好なプロポーションとなっています。
「逆襲のシャア」はアムロとシャアの因縁に決着がつく映画ということで、今なお高い人気がある作品です。
そんな映画に登場したα・アジールもまた、多くの人の心に残っているのではないでしょうか。
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