【ガンダム買取情報】MG 1/100 PMX-003 ジ・O【機動戦士Zガンダム】

こんにちは!ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品のMG 1/100 PMX-003 ジ・Oについて、ご紹介させていただきます。

祝福の神の機体


PMX-003 ジ・O(ジ・オと読み、アルファベットの綴りはTHE-O)は、パプテマス・シロッコが自分の専用機として開発した重MSです。機体背部には加速用のスラスターを持ち、更に全身の装甲上には50基もの姿勢制御用スラスターが配されており、重装甲にも拘らずMAに匹敵する高い加速性と並のMSをはるかに凌駕する運動性を持っています!

武装はビームライフルとビームソード4本のみとシンプルですが、通常の腕以外に腰部フロントスカート内にサブマニピュレータ(通称隠し腕)を搭載しており、効率的な運用が可能となっています。また、ビームライフルは収束率が高く、メガランチャー級の高出力ビームが連射可能となっています。

細かい動きを必要とされる機構を多数装備している本機の管制システムは、独自開発した精神感応型の制御システムを搭載しており、その効率的な運用のためにシロッコはノーマルスーツを着用せずに操縦します。この機能は奇しくもライバル機のZガンダムのバイオセンサーと同質のものとなっており、最終決戦時に共鳴が発生し、より強い精神波を放つZガンダムに引っ張られる形で動作不良を起こし、撃破されています。

ちなみに、これだけ搭載機能の多い豪華な機体でありますが、MS分類的には第二世代となります。変形機構を持たないため第三世代ではなく、ニュータイプ対応のMSではあるものの、搭載火力の少なさから第四世代とは成り得ません。

なお、機体名については、デザイナーが“神”そのものであり、THE=唯一 O=完全球体で、唯一にして完全なる球体は神しかあり得ないという思想から引用したとインタビューで述べています。

おそらくパイロットの名前が、キリスト教の洗礼(バプテスマ)と名前が似ているところからの着想と思われます。

驚異の大型キット

このキットは2010年8月の発売で、MG Zガンダム Ver.2.0が出てから約5年後、MG キュベレイからは9年後となり、満を持しての販売となります!

フレームに装甲を装着するタイプのキットなので、合わせ目の目立たない作りにはなっていますが、太めのデザインのせいでフレームの関節可動域を十分に活かせているとは言えません。色の塗り分けも、足の裏などしっかりと作り込んでいますが、元々細かいパーツが表面に多い機体であったため、細かいところで部分塗装が必要となり、特に合計すると60個を超えるスラスターの内部は流石にパーツ分け出来なかったみたいです。(ガンダムマーカーのアイグリーンを使うといいらしいです)

設定画に比べるとバックパックから延びるラジエーテッドフィンが小さめになっており、全体的なバランスを調整してMSとしてのシルエットを整えており、それはそれで格好いいのですが、ラスボスとしての異形感が減ってしまったのは好みの分かれるところです。

とはいえ、大き目の機体の存在感は流石で、細身のデザインのMG ZガンダムやMK-IIと並べて飾ると更に存在感が増します!

手の指の関節に関しては、メインアームの下3本の指を切り離せば、隠し腕の3本指も含め全てが稼働するようになっており、隠し腕で他の機体に比べて大型のビームライフルを持つ事ができるレベルの保持力もあります。

武装はビームライフルとビームソード4本が付属しており、モールドが少ないビームライフルは合わせ目を消すためのパネルシールも付属しています。

また、ほぼ単色の装甲を持つ機体をカバーするために、シールやデカールが充実しており、マーキングシールはVer.Kaと同じぐらいの量があります。

さいごに


ジ・Oは昔MGとして密かに設計が進んでいたが、途中でそれが中断されたものの、MG化人気投票で1位になったことから、急遽ロールアウトが決定した結果、当時のキットとしてもちょっと古さの漂う仕様になっているという説もあるようですが、本当ですかね・・?

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