こんにちは!ホワイトファング買取スタッフです。
今回は「ガンダムセンチネル」で初出のキットをMG化した「MG 1/100 FAZZ」を紹介します。FAZZは「ファッツ」と読み、「フルアーマーダブルゼータガンダム」の略称です。
フルアーマー系モビルスーツの一体
フルアーマーダブルゼータガンダムの略称で「FAZZ」ということではありますが、もちろん既にその名前の機体は存在します。ではこの「FAZZ」とは何かといえば、制式採用されるフルアーマーZZガンダムに至るまでの実験機という設定だそうです。そのため、このMG版FAZZも先発のMG版フルアーマーZZガンダムのパーツが成型色を一部変更した状態でセットされています。もちろんパーツが流用されているというだけでなく、新規造形のパーツも多数付属しますので、ほとんど別の機体のように見えます。フルアーマー系の機体は、追加装甲を素体に取り付けていく仕様であり、完成した後はとにかくボリューム感のある姿となりますが、このボリューム感あふれるデザインこそがフルアーマー系モビルスーツの醍醐味ともいえます。
FAZZに限ったことではありませんが、こうしたボリューミーなデザインには一定のファン層が存在しますので、こうしたファン層が新たなフルアーマー系のキットを生み出す原動力となっているのです。
その他のFAZZの特徴
そんなFAZZですが、先発のフルアーマーZZガンダムをベースとしたキットのため、FAZZでは使わない余剰パーツもたくさん出ます。このあたりは製造コストなどの関係から致し方ない部分も多少はあるのかもしれませんが、FAZZを組み立てるうえでは注意が必要なポイントといえるかもしれません。
また、FAZZは設定上は実験機のため変形しない機体ではありますが、このキットではベースとなったキットの関係上変形機構がそのまま残されています。もちろんFAZZの追加装甲を取り付けた状態では変形させることはできませんので、事実上必要のない仕様であり、この点はFAZZというキットについての賛否両論ある点といえます。それでも主武装であるハイパーメガカノンをはじめ、ダブルビームライフルなど豊富な武装に加えてボリューム感のある追加装甲など、見るべきポイントは多々あります。
さいごに
もともとがマッシブな機体であるZZガンダムにさらに装甲を取り付けたフルアーマーZZガンダム、さらにそれをベースにしたFAZZ・・・といろいろと比べてみると面白い点が見つかるかもしれません。
「ガンダムセンチネル」の主役機はSガンダムであり、FAZZはどちらかといえば脇役の機体ではありますが、存在感あふれる外見から多くのファンが存在する機体でもあります。
ホワイトファングではガンダム関連商品の買取を強化中です。
FAZZはややマニアックな機体ではありますが、古参のファンも多い機体であり、私達ホワイトファングではこうしたファンの多い機体こそお待ちしております!