【ガンダム買取情報】HGUC 1/144 MSM-04G ジュアッグ(ユニコーンVer.)★【機動戦士ガンダムUC】

こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。

本日は、高価買取商品のHGUC 1/144 MSM-04G ジュアッグ(ユニコーンVer.)について、ご紹介させていただきます。

どう見ても悪い宇宙人のメカ

MSM-04G ジュアッグは、緒戦でのジャブロー陥落に失敗したジオン公国軍が企画した、地中よりの侵入破壊作戦用の特務機体として開発されました。

MSM-04 アッガイの開発途上から派生した機体で先行する格闘機を後方よりの火力支援する機体として開発されました。
隠密性が重視されるため発射時の発光が目立つビーム砲は装備されていないとされ、武装は両腕の3連装320㎜ロケットランチャーのみとなります。
一部資料に胸の4つの穴がビーム砲(メガ粒子砲)とするものもありますが、ゴッグやゾックのメガ粒子砲にある中央の突起がないため、何かのノズルと考えたほうがよさそうです。
どら焼きのような形の頭部、象の鼻のように長い廃熱ダクト、大きすぎる両腕のロケットランチャーなどベース機のアッガイとは似ても似つかぬデザインで、トニーたけざきのガンダム漫画では「どう見ても悪い宇宙人のメカ」と言われるような始末ですが、ゴッグに相当する装甲を持つ堅牢な機体となっています。

しかし、ジャブロー攻略作戦が戦局の悪化に伴い中止されたため、戦闘記録が残されておらず、製造数も不明です。

また、ラプラス事変の時に首都ダカールを襲撃したジオン残党の中にジュアッグがあり、GMIIやネモを撃破しています。
この機体は胸のノズルがメガ粒子砲に改造されています。これはジェネレータに直結しており、エネルギー収束率の高いビームを長時間照射可能とされます。(なお、前述のマンガでは小型メガ粒子砲となっており、ビームを放っています)

ジオン残党というのは信じられないレベルの補給能力を持っているのですが、実戦配備されたかどうかも怪しい機体を改造して運用するのは流石です。
更に、正規軍に配備された後発機を撃破するというパイロットの育成能力も非常に高いものがあります。

シルエット重視のキット

このキットは2012年3月に発売されました。前後にはHGUCで機動戦士ガンダムUCのキットが大量に発売されています。

独特のシルエット、少々細身にディフォルメされていますが、元々が腕以外はシンプルな色使いだったこともあり、成型色でほぼ塗分けされており、少々複雑な腕のパーツ分けはバンダイの開発陣の技術力の高さを感じさせます。

関節の可動に関しては、脚の蛇腹は1つのパーツで曲がることのないもので、肘がないものの腕の3連ロケットランチャーはそれぞれが独立して稼働します。
肩や股関節はかなりの可動域があり、胴体の中央、胸のところがある程度回転する上に、口の廃熱ダクトはパーツの間にリード線を通すことで見た目通りの象の鼻のような稼働を実現しているので、ポージングを取る分にはそこまで不満は出ないと思います。

また、透明なプラ板でカバーされたモノアイは、外部からの移動ができるつくりになっています。

関節の可動が少なめなのは、デザインの都合上仕方ないとはいえ、「悪い宇宙人のメカ」っぽいところを残しつつ、MS的なバランスのシルエットに仕上げています。
バンダイには是非、その高い技術力を用いて、脚の蛇腹関節が完全稼働するMGを出してほしいものです。

ホワイトファングでは、ガンダム関連商品を高価買取中です!ガンダムグッズを高くお売りになりたい方は、是非ともホワイトファングをご利用ください。