MG 1/100 OZ-13MS ガンダムエピオン EW【ガンダム買取情報】

こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。

本日は、高価買取商品のMG 1/100 OZ-13MS ガンダムエピオン EWについて、ご紹介させていただきます。

敗者のためのガンダム

OZ-13MS ガンダムエピオンは失脚したトレーズ・クシュリナーダがひそかに開発したMSで、機体設計にはトールギスとオペレーション・メテオに投入された5機のガンダムのデータが反映されています。

トレーズのエレガントな思想や信念が色濃く反映された結果、近接戦闘用の武装しかない極端な機体になりました。

メイン兵装のビームソードは、柄尻と右腰エネルギーサプライヤーに接続されたケーブルを介し、機体のジェネレーターから直接エネルギーを供給するようになっています。
また小型のシールドの先には数十mまで伸びる鞭であるヒートロッドが装備され、中間距離での戦闘も可能となっています。

長距離の射撃戦には全く対応していませんが、双頭の竜のようなシルエットのMA形態(資料によってはバード形態)へ変形することにより、高速機動で一気に間合いを詰め格闘戦に持ち込む戦法が使用可能です。

操縦系にはウィングガンダムゼロのゼロシステムと同質のインターフェースが搭載されており、パイロットに能力以上の力を出させ、勝利のみを追求するようになってしまいます。
これを使いこなすには、システムが強制する操縦を跳ね除ける精神力が必要になり、並のパイロットではシステムに取り込まれてしまいます。

なお、EW(Endless Waltz)版とはいうものの、OVAや劇場版のEndless Waltzにエピオンは登場しておらず、漫画「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光」(通称「敗栄」)でリファインされたものです。

また、「敗栄」では途中からシュトゥルム・ウント・ドラングという、背部のエピオンウイングに似た形状で、左右の前腕に装着される武装が追加されています。
ツインバスターライフルの最大出力射撃をも遮断できる防御形態「ディフェンサー・モード」と、ビームソード基部の左右に装着することで巨大なビーム刃を形成する攻撃形態「ツヴァイヘンダー・モード」の二つの形態を持つ武装で、装備した状態での変形も可能です。

この機体を最初の操縦したヒイロ・ユイがゼクスに機体を託した際、「その機体に乗って勝者になってはならない」と忠告していますが、敗者の悲惨さを見せつけることで戦争を起こす気をなくすというトレーズの目論見のために作られた機体は、その目的を果たしリーブラとともに爆散することになります。

EW版とは言うものの・・・

このキットは2011年6月に一般販売されたもので、この時期は「敗栄」でリファインされた機体の発売が続いていた時期でもあります。

成型色でほぼ塗分けのできているパーツ分けで、関節の可動もかなり広いものがありますし、背中の翼の開閉ギミックは、開閉それぞれでロックがかかるようになっており、ポージングには何の不自由もありません。

また、MA形態への変形も完全再現されていますが、下から見ると頭部がそのまま露出しており、目が合ってしまうと微妙な気持ちになるという欠点(?)があります。

武装はビームソードとシールドと一体化したヒートロッドが付属しています。
ビームソードはケーブルにリード線を使うことで自由なポージングをすることができ、炎のようなクリアパーツの刀身により迫力があります。
ヒートロッドは熊懐パーツの組み合わせで、接合部分がABS樹脂のパーツになっており引き出すことでかなり自由に動かすことが出来ます。

元々、オリジナルとEW版に大きなデザインの変更のない機体で、外見上最大の違いであるシュトゥルム・ウント・ドランクが付属していないため、実質的にはオリジナルのキット化と言ってもいい感じになってしまいました。
バンダイには是非、オプション品としてシュトゥルム・ウント・ドランクを販売してほしいものです。

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