MG 1/100 MS-09G ドワッジ【ガンダム買取情報】

こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。

本日は、高価買取商品のMG 1/100 MS-09G ドワッジについて、ご紹介させていただきます。

名機ドムの最終進化形

MS-09G ドワッジはMS-09 ドムシリーズの最終量産型とされ、オデッサ陥落後にアフリカを中心に配備されたと言われます。

砂漠戦に特化しており、熱核ジェット推進装置と水冷式ラジエーターを強化し、燃料タンクも増設しており、ホバーの行動時間は大幅に延長されました。
また、ドムでは内装式となっていた動力パイプが首の部分で露出していますが、これは放熱効率の向上を目的とした説と、機体性能を向上させたために内装部品が増えた結果、装甲内に格納できなかったとする説があります。
その機動性は一年戦争における連邦・ジオン双方の機体において最高の性能を誇り、オデッサの戦いの時に配備されていれば、ジオンが勝っていたのではないかとも言われるぐらいです。

武装はドムのものがそのまま流用されていますが、頭部に60㎜バルカン砲4門が追加され、両刃のヒートホークを装備した機体もあります。

また、この機体の改造機としてMS-09H ドワッジ改があり、第一次ネオ・ジオン抗争でデザート・ロンメルが乗っていた機体はさらに改良が進み、当時の最新技術であるリニアシートが導入され、ビームカノンを装備しています。
スペック上はドワッジ改は改造前とジェネレータ出力が同じなので、ドワッジはビーム兵器の運用を想定した機体だったのかもしれません。

ラプラス戦争時にも各所のジオン残党が所持していて、ザクマシンガンを装備した機体がトリントン襲撃に参加していたり、リックディアスのビームピストルを使用する機体もあったりします。
ジオン残党という集団は、魔法としか思えないレベルのMS維持能力を保有しているようです。

なお、ドワッジという名称は、元々はMSVで設定されたペズン計画のMS-10の名前でしたが、アニメ「機動戦士ガンダムZZ」でこの機体が初登場した時、なぜかドワッジと名付けられてしまいました。
そこで、MS-10はペズン・ドワッジと呼ぶようになったという経緯があります。

これぞプレバン限定品

このキットは2019年4月にプレミアムバンダイ限定品として発売されました。

ベースキットはMG ドムとなりますが、変更されている箇所が多く、大量の余剰パーツが出るもののドムとして組み上げることはできません。

腰や脚のアーマーやタンク、首のパイプやアンテナやバックパックといった見た目で分かりやすい部分以外にも、腰部バーニアを5基に増設していたり、頭部バルカンの追加や頭の赤い部分のパーツの変更など細かい部分も変わっています。

関節部分はほぼ新規造形で、MG ドムに比べ各部の関節の可動域が広がり、手首はエモーションマニピュレーターとなり全ての関節が可動するようになりました。

また、成型色でほぼ塗分けがなされており、胸の拡散ビーム砲のデカールを張るだけで塗装の必要がないぐらいです。バックパックの赤いパーツまで成型色で再現しているのはかなり驚きます。

武装は、ジャイアントバス、両刃のヒートホーク、ヒートサーベルと一通り揃っています。ジャイアントバズは、MG ザクII Ver.2.0からの流用で、サーマルジャケットやスモークディスチャージャーを追加した代わりにスコープは無くなっています。
それ以外に余剰パーツ扱いですが、ラケーテンバズが丸ごと付属しています。

細かいところの改修も多く、実質的にドム Ver.2.0とも言えるキットですが、バンダイには是非、このキットをベースにドワッジ改を販売してほしいものです。

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