MG 1/100 MSZ-006A1 ゼータプラス【ガンダム買取情報】

こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。

本日は、高価買取商品のMG 1/100 MSZ-006A1 ゼータプラス (テスト機カラータイプ)について、ご紹介させていただきます。

幻のアムロ・レイ専用機

エゥーゴが開発したMSZ-006 Zガンダムはウェイブライダー(WR)形態への変形をする可変MSです。元々は大気圏突入を目的とした形態でしたが、宇宙戦闘機としても優秀な加速性能、および航続距離を備えており、その高い推力で大気圏内でもサブフライトシステムとして運用可能でした。

エゥーゴの地球上での支援組織カラバはその高い航行能力に目を付け、大気圏内長距離飛行用として再設計、少数生産した機体がMSZ-006A1(MSK-006とする資料もある)「ZプラスA1型」となります。

基本的な構造に変更はありませんが、MS時の背部アーマーとなるフライングアーマーは百式のようなウィングバインダーに変更され、MS時はAMBACの補助、WR形態時には可変後退翼として機能します。脚部にチャフ・フレアディスペンサーが追加され、後頭部が大型化しバルカン砲の収容弾数が80%向上しています。

また、変形機構はZガンダムに準じたものになっていますが、簡素化され信頼性が上がっています。

武装は腕部の2連装グレネードランチャーが廃止された代わりに、大腿部にビームカノンが追加されWR形態時の火力が向上しています。携帯装備としてはビームライフルとビームサーベルがありますが、WR形態時の機首にもなるシールドは先端に各種のセンサーを内蔵しているため「変形用サブユニット」と呼称され、シールドとしての使用には適さないものになっています。

本機は試作1号機がアムロ・レイの専用機として第18飛行小隊で運用されたと言われ、青白、赤白、オレンジと白といったツートンカラーで何度もリペイントされた機体があります。

ただ、この時期のアムロの足取りははっきりとしておらず、彼の専用機とする機体も彼が地球上にいると見せかけるためのプロパガンダ機という説や、稼働試験に参加しただけという説があるなど、本当のことはよくわかっていません。

かちっとしたキット

このキットは2001年10月発売で、MG Zガンダム Ver.2.0が発売される前のキットになります。

MG Zガンダム Ver.1.0はMGシリーズの中でも最初期のキットで、完全変形はするものの可動部の保持が弱い、WR形態が設定画より厚みがあるなど、今となってはかなり見劣りするものでした。
しかし、このキットではそういった不満点を解消したものとなっており、WR形態時もしっかりと形状を維持できます。
元々端正なデザインだったZガンダムを、更にスマートにしたプロポーションはそのままで、WR形態もデザイン画通りの厚みとなっています。

武装はビームライフル、ビームサーベル×2、変形用サブユニットと最低限しかありませんが、ビームサーベルの柄は大腿部のビームカノンの中に格納することができます。
また、WR形態時用のランディングギアとディスプレイ用の無可動の頭部アンテナも付属しています。

成型色は白とオレンジのツートンカラーを再現しており、アムロのパーソナルマークがデカールで付属しているので、キット名では明言していないもののアムロ・レイ専用機となっています。

デザインの都合上、股関節が弱いという欠点がありますが、これ以降MGシリーズの出来が上がったと言われる分水嶺のようなキットでもありますので、MGシリーズを作り比べるような人は是非手に取ってほしいと思います。

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