1/100 MG RX-93-ν2 Hi-νガンダム買取いたします!

みなさんこんにちは、ホワイトファング買取スタッフです!

今回紹介するのはこちら、「1/100 MG RX-93-ν2 Hi-νガンダム」
Hi-νガンダムと言えば、最近発売されたver.KA版がよく知られていますが、
今回紹介するのはその前に発売されたキットとなります。

MG Hi-νガンダムの特徴_1

Hi-νガンダムはνガンダムの強化発展型という設定ですが、そのデザインは統一されていないという特徴があります。

このあたりはどうしても公式に映像化されていないガンダムであるという点も関係しているのかもしれませんが、そんなHi-νガンダムのデザインにおける論争の発端ともなったのが2007年に発売されたこのキットでした。

MGの発売にあたって改めてデザインがリファインされたHi-νガンダムは、ブルーを基調としたカラーリングとなり、シールドや背部のフィンファンネルなどもこれまでのイメージとは大きく異なるデザインとなりました。

このデザインのHi-νガンダムについては現在でも賛否両論あるところですが、このデザインが公式と解釈されているようで、「Gジェネレーション」や「スーパーロボット大戦」などのゲーム作品に登場する際にはこのデザインが採用されることが多くなっています。

MG Hi-νガンダムの特徴_2

さて、デザインの面で賛否両論あるHi-νガンダムですがキットの内容としてはなかなか意欲的なギミックが多数搭載されています。

中でも特に目を引くのが「色分け」と「可動」です。
MGはもともと細かい色分けが施されているので、そのまま組み立てるだけでもイメージ通りに仕上げることができるのですが、このHi-νガンダムでもそれは同じです。

このキットの場合は、顔が色ごとにパーツ分けされているため、かなり細かい色分けができるようになっている他、アンテナ部分にも細かいモールドが盛り込まれていますので、このあたりはさすがバンダイといえる部分です。

可動についても肘や膝の関節が相当な角度まで曲げることができる他、すべての指にボールジョイントがついていますので、様々な表現をすることができます。
現在のHi-νガンダムVer.KAではすべての指が独立可動しますが、こちらのキットではそこまで再現されていないものの、それに向けての技術的な布石は既に行われていたということがよくわかります。

驚きなのは、これらの可動域は外装フレームを組み立てた状態であってもほとんど損なわれないという点です。
こうした技術力の高さが、そのままプラモデルの完成度の高さにつながってきます。

MGのHi-νガンダムは、現在でこそVer.KAが発売されているためにどうしてもその影に隠れがちです。

しかし、随所に現在のMGモデルにつながる技術の萌芽を感じ取ることができますので、MGの歴史を知るうえで重要なモデルといえるのではないでしょうか。

ホワイトファングでは現在ガンダム関連商品の買取を強化中です。
古いキットから新しいキットまでたくさんの買取を行っていますのでぜひよろしくお願いいたします!