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それでは今回は「究極のガンプラ」として名高いPGブランドより「PG 1/60 MSZ-006 ゼータガンダム」を詳しく紹介いたします！Zガンダムのキットは1985年の初放送当時から現在に至るまで様々な商品がリリースされていますが、PGにはこれまでとは異なる解釈が施されています。
「パーフェクト」の名に恥じないZガンダム
このPG版Zガンダムは、さすが「パーフェクト」と呼ばれるのにふさわしいだけの完成度を誇ります。まずZガンダムといえばほとんどの人がイメージするのがウェーブライダーへの変形ですが、このPG版Zガンダムでももちろん完全変形を実現しています。PGは1/60スケールですが、Zガンダム放送当時にも同じ1/60スケールで発売されたことがありました。
しかし、その当時はプロポーションを重視したためウェーブライダー形態への変形はオミットされており、サイズが大きいものの変形機構が備わっていないというものでした。その当時は、モビルスーツ・ウェーブライダー両形態でのプロポーションを両立するといったことができなかったためですが、あれから時を経て、両方の形態でのプロポーションを両立させることに成功したのがPG版Zガンダムです。
要所要所でビス止めなども行われておりますので、各部のロック機構も十分に活かされており、変形もスムーズに行うことができます。飛行形態へ変形するガンダムの鏑矢ともいうべきZガンダムですが、PG版はこの変形を思う存分楽しむことができます。
各部で光る芸の細かさ
今回紹介するPG版のZガンダムですが、頭部やビームサーベルなどに発光ギミックが仕込まれています。当時はまだガンプラLEDユニットなるものが登場する以前のため、頭部のLEDは独自機構で仕込む仕様となっています。ガンプラの各部分を光らせる試みそのものは1980年代の初代「機動戦士ガンダム」当時から行われていましたが、その当時と比較すると格段に発光させることも手軽に実現できるようになりました。
ビームサーベルにはグリップ部分に専用の発光ユニットを仕込むことで光らせることができるようになっており、文字通り細かい部分に芸の細かさが光るキットとなっています。
ただし、その反面このキットにおけるデメリットといえるのが、ハイパーメガランチャーが付属しない、という点です。Zガンダムの武装の中でも最強の攻撃力を持った武器であるハイパーメガランチャーが付属しないという点は、不満点のひとつではありますが、それでも作りごたえのあるキットであることに変わりはありません。
Zガンダムのキットは様々なブランドでリリースされていますが、実際に組み立てたいと考える層も異なり、それぞれに完成度や解釈が異なる奥深いキットです！
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