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それでは本日は、MG 1/100 GN-002 ガンダムデュナメスについて、詳しくご紹介させていただきます。
スナイパーガンダム
GN-002 ガンダムデュナメスは、私設武装集団ソレスタルビーイングが開発した第3世代のガンダムの1機で、第2世代機である索敵用ガンダムサダルスードがベースの遠距離射撃戦用のMSです。
シールドで守りを固めつつ各種任務に適した様々な銃器を使い分けるというコンセプトの機体ですが、他のガンダムに比べても多彩な武器を用意されましたが、精密狙撃が可能な唯一の機体ということもあり、そちらに主眼が置かれた設計になりました。
コクピット天井に精密射撃用スコープが設置され、使用の際には頭部アンテナがツインアイを覆うように下降し、額の高精度ガンカメラが露出します。また、機体の臀部には大型のGNスラスターを配置し、それを接地することで椅子に座ったような体勢になり、機体を固定しての射撃も可能です。
パイロットが狙撃に集中できるように、コックピットには独立支援AI「ハロ」が搭載され、回避や防御行動を代行できるようにもなっています。
武装はGNスナイパーライフル、GNビームピストル2丁、GNビームサーベル2本、GNミサイル24発、GNシールドを基本兵装として、オプションとしてGNシールド2枚と併用することで全身を覆う外套のような形になるGNフルシールド、銃に搭載された大型GNコンデンサーにGN粒子をチャージし、高濃度圧縮・加速させることで地表から大気圏外まで狙撃可能な高高度狙撃銃などがあります。
機体名は天使のヒエラルキーで第5位の力天使(ヴァーチェスが有名ですが、デュナミスという名前もあります)から取られています。
マイスターのロックオン・ストラトス(ニール・ディランディ)の高い技量と相まって、長距離射撃だけでなく中間距離でも火力支援もこなし、達成困難と思われるソレスタルビーイングの任務を後方から支えたのが本機となります。
しかし、近接武器の乏しいこの機体で普通に白兵戦をこなしていたので、機体じゃなくてロックオンがすごかったかもしれませんが・・・
ようやく登場のガンダム
このキットは2019年3月の発売で、これまでガンダム00の機体のMGキット化は主人公機のバリエーションをいくつも出してきたにもかかわらず、放送終了から10年以上経てようやく他のガンダムの発売に漕ぎ着けました。敵方量産機のジンクスはもう出てるのにね。
結構複雑な色の塗り分けも成型色でほぼカバーしており、部分塗装が必要なのはGNミサイルのオレンジ色の部分ぐらいとなっています。関節可動域もMGらしくかなり広く、首もある程度動くので、うつ伏せ狙撃時に額のカメラで照準を合わせる姿も再現できますし、真上に銃を構えるポーズを取ることもできます。
武装はGNスナイパーライフル、GNビームピストル×2、GNシールド×2、GNフルシールド、GNビームサーベル×2(持ち手はGNバーニア横にマウント可能)と付属しています。
GNスナイパーライフルは折り畳み可能なバイポッドや右肩へのマウントなど、設定どおりのギミックが再現されており、GNビームピストルにはホルスターも付属している、GNフルシールドは展開ギミックも完全再現などかなり詰め込んでいますが、それだけに高高度狙撃銃が付属していないのは少し残念です。
満を持しただけあって、かなりの仕上がりになったキットで、ファンも満足してもらえる逸品だと思います。この調子であの(色んな意味で)変態ギミックのあるヴァーチェ＆ナドレをキット化してほしいというのが個人的な願望です・・！
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