こんにちは!ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品のHGUC 1/144 RMS-154 バーザムについて、ご紹介させていただきます。
後付け設定満載の機体!
RMS-154 バーザムはティターンズがGMIIに代わる量産機としてニューギニア基地でガンダムMK-IIをベースに開発した機体です。ティターンズが多数投入していた第三世代の可変MSのような、高コストで操縦困難な機体群とは別に、一般兵向けに開発された汎用MSですが、ジム(ガンダム)やザクとはまったく異なる外見を持っていますが、構造は極端な軽量化と簡略化がなされ、コストパフォーマンスにも優れているとされます。
武装は、右腕にマウントされたビームライフルと左右の前腕部に格納されたビームサーベル、オプションとしてガンダムMk-IIのものと同一構造のバルカン・ポッドを装着できます。
ビームライフルは砲口が2本の爪のようなカバーで挟まれている独特の形状で、本体からエネルギーを供給する形で使用します。
ちなみに、ガンダムMK-IIをベースにしたという設定は完全に後付けであり、デザインした方にはザクに代わる敵機体という位置付けしか指定されていませんでした。コミックボンボンに連載された漫画「機動戦士Ζガンダム」において、作画の近藤和久はバーザムのデザインを大幅にアレンジして、ガンダムMk-IIの量産型のような機体と設定しました。
放送終了直後に発刊されたムック本「PROJECT Z」にガンダムMK-IIの量産型という記載が見られますが、公式なものではなくバンダイが1988年に発行した「ENTERTAINMENT BIBLE.2 機動戦士ガンダムMS大図鑑 PART.2 グリプス戦争編」にはそのような記載はありません。
ニューギニア基地開発というのも同様で、「PROJECT Z」に記載があるものの「ENTERTAINMENT BIBLE」には記載がなく、むしろ形式番号の説明では、ニューギニア基地開発はRMS-17xとならなければならず、15xは「軍事機密のため不明」となっています。
このようなファンたちによる後付け設定の公式化は、初代ガンダムのころから頻繁に行われていることであり、そういう意味ではガンダムの伝統を引き継いだ機体と言えるのではないでしょうか。
実は初のキット化★
HGUCバーザムは2017年5月発売のキットですが、実は本放送時のプラモデルは発売されたことがなく、MGでの発売もなかったため、これが初めてのキット化となります。
特徴的な黄色いラインは成型色で塗り分けされ、部分塗装が必要なのはバーニアの裏側ぐらいとなっており、関節可動も肩が真上にバンザイできるほど上がるし、腰アーマーがないため股関節もかなりの範囲で可動します
武装もビームライフル、バルカンポッドシステム、ビームサーベル×2と付属していますし、ハンドパーツはに左右それぞれの握り手と平手が付属します。なお、ビームサーベルの持ち手は、前腕部格納用と持ち手用の2種類用意されています。
また、HGUCガンダムMK-II(REVIVE)とバックパックの交換が可能で、Gディフェンサーの装着も可能です。(ただし、無改造ではロングライフルを持つことは不可能)
長らく発売されなかったためか、その分気合の入ったキットとなっています!
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