こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品のHGUC 1/144 RX-79BD-3 ブルーディスティニー3号機 “EXAM”について、ご紹介させていただきます。
白いブルーデスティニー
RX-78BD-3 ブルーデスティニー3号機は、クルスト・モーゼス博士が戦闘補助システム、EXAMシステムの運用試験機であり、本来は2号機のパーツ取り用の予備機として組み上げられたものでした。
しかし、連邦軍のEXAM研究施設をニムバス・シュターゼンが強襲、博士を殺害した上に2号機を強奪してしまいました。
そこで、稼働可能状態にあった3号機を1号機の試験運用をしていた「モルモット部隊」に与え、2号機奪還の任務を与えました。
そういった経緯があるため、クルスト博士の趣味である青い塗装はなされず、ベース機の陸戦型ガンダムに近い白い機体となっています。
性能は2号機との差異はなく、バックパックの換装で地上と宇宙の両方での活動を可能とし、ビームライフルも装備します。
また、EXAMシステムの暴走を抑えるために、システムの性能を50%に抑えるリミッターが付加され、本来の性能は出せないようになっていますが、それでも非常に高い性能を誇り、この機体のメインパイロットであるユウ・カジマ中尉は、連邦軍内において伝説となっているほどの戦果をあげたRX-78-2 ガンダムとの3号機を使った戦闘シミュレーションで勝利したという逸話も残っています。
EXAMシステムは、ニュータイプの少女マリオン・ウェルチの精神波をコピーすることで完成しました。
そのためEXAMシステムを搭載した機体が複数存在すると、ニュータイプの脳波を感知すると殲滅する敵と認識し勝手に攻撃を開始するというシステムが暴走するというバグが存在し、多数の人間の死と殺気を感知するとやはりシステムが暴走する不具合もあります。
また、クルスト博士が殺害され再生産ができなくなったことと、2号機奪還作戦中に2号機と3号機が相打ちになり、システム搭載機がすべて破壊されてしまったことでEXAMシステムの再現が不可能になり、運用の難しさもあり開発は中止され、歴史の闇に消えてしまいました。
以上で、「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」の物語は終幕となります。
うれしいオマケつき
このキットはブルーデスティニーシリーズの最期を飾るものとして、2018年3月に一般販売されました。
設定上も同じ機体なので、基本的には2号機の成型色違いとなります。EXAMシステム機動時の頭部がシールの貼り替えでの再現となるのも同じで、なぜ頭部パーツを2つ用意してくれなかったと思います。
ただし、肩のパーツは1つ分しか用意されず、比べてみるとパーツ割の工夫を実感できます。
武装は2号機と同じ100㎜マシンガンとビームライフル(両方とも成型色は違う)とビームサーベル×2が付属していますが、シールドはジムのものと同じ6角形のものが新規造形となり、ビームライフルも付属しています。
ゲーム中で陸上用の時に使われていたシールドは他の陸戦型系キットから、マンガなどのシールドはジム・コマンド系から流用するしかありませんが、ブルーデスティニー各機を2個ずつ買えば、EXAMシステム機動時の差し替えパーツも含めて手に入ると考えることもできます。
また、マンガ「機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルーディスティニー」でジム・ドミナンスが使用していた「二連ビーム・ライフル」も付属しており、改造キットを作る際のパーツ取りにも使えます。
陸戦型ガンダムから改造するには意外と手間のかかる機体なので、MGでのキット化が望まれますが、その際には陸戦型ガンダムもVer.2.0にしてほしいものです。
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