PG 1/60 MS-06S シャア・アズナブル専用 ザクII 買取いたします!

こんにちは!ホワイトファング買取スタッフです。

本日は、高価買取商品のPG 1/60 MS-06S シャア・アズナブル専用 ザクIIについて、ご紹介させていただきます。

赤い彗星のMS

一般にシャア専用ザク(通称シャアザク)はMS-06S 指揮官用ザクIIを赤い彗星の二つ名を持つシャア・アズナブルのパーソナルカラーである赤く塗った機体のことを指します。
作中で搭乗したのがこの機体とされ、派手なカラーリングと「3倍のスピード」で一躍有名になりました。

作品発表当初は制作サイドも赤くて角の生えたザク程度の認識だったようで、それ以外の差異はなかったのですが、その後の設定の追加によりS型という量産機(F型)とは別の機体ということになりました。

ちなみに、シャアが乗ったとされるザクは、ルウム戦役時のC型、その後乗り換えたF型、開戦前のMS-05 ザクI(通称旧ザク)があると言われてます。

設定ではS型はF型の30%増しの推力ということになっていますが、それだけではシャアザクの「通常の3倍のスピード」は説明できません。それに関しては諸説あるのですが、定説となるようなものはありません。

機動戦士ガンダムというアニメ作品が、それまでのロボットプロレスから脱却するためにそれまでワンオフのやられキャラだった敵ロボットに量産機という設定を与え、同じメカが何度も登場させたのがザクでした。
幹部用の特別な機体も同じ種類にすることは、セイラが乗ったガンダムと並び、パイロットの技量によってロボットの能力が変わるというリアルな世界観を生み出すことに大きく貢献しました。

なお、シャアザクは赤いと言われますが、正確な初登場時の色はサーモンピンクとワインレッドになります。

デカくて細かいザク

かつては量産型ザクIIとは角とカラーリング以外に差異がないデザインで、1995年発売のMGで初めてサブスラスターや、ランドセルのバーニアがF型に比べて増加・大型化しているデザインに変更され、PGではそれを踏襲したデザインになっています。(MG発売以降の商品でも同一デザインのキットは存在する)

今でこそ一般的となったフレームに装甲を付けるタイプのキットになりますが、1999年7月の発売当時では画期的なものでした。
フレームには多くのメッキパーツのシリンダーが組み込まれ、関節の強度を上げるとともに金属的な質感を演出していますし、モノアイもLEDランプが組み込まれ、電飾で光ります。

装甲にも多数のハッチが組み込まれており、そのハッチを開くことで内部構造を見ることもできます。

ザクIIの特徴でもある動力パイプは、スプリングにパーツを取り付けることで、関節の動きを阻害することなく形を作ることが出来ます。

発売から時間が経ち、一般化したり過去のものとなってしまった技術もありますが、当時の技術の粋を集めたキットであり、こういった技術の蓄積が現在の素晴らしいキットを生み出している。そう思うことのできるのがPGシリーズ最大の特徴なのではないでしょうか。

ホワイトファングでは、ガンダム関連商品を高価買取中です!ガンダムグッズを高くお売りになりたい方は、是非ともホワイトファングをご利用ください。