こんにちは!ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品のMG 1/100 MSA-0011〔Bst〕Sガンダム ブースター・ユニット装着型について、ご紹介させていただきます。
MSのMA化
MSA-0011〔Bst〕スペリオルガンダム(Sガンダム) ブースター・ユニット装着型は非常時におけるSガンダムの高速・高機動型のオプションとして開発され、結果的にMAのような外観となりました。
MSのMA化に関しては、過去にもRX-78にGファイターのBパーツを装着したガンダムMAモード(ガンダムスカイやGアーマーイージーの異名もあり)やRX-78GP-03 ガンダム試作3号機(通称デンドロビウム)といった前例がありますが、いずれもAMBAC機動が苦手という欠点がありました。
そこで本機は高度にブロックユニット化されたムーバブルフレームを活用し、Ex-S時のバックパックに追加するブースターをSガンダムのBパーツ(下半身)に代わりに2つ装着し、スタビライザーも多数使用することで、MSと大差ない姿勢制御を可能にしています。
更にバックパックのブース―ターユニットも含めると推力が素体時の約15倍となっており、10Gでの加速を可能にしています。その加速力を活かして地球低軌道から月軌道まで無補給で到達可能なスペックはありますが、プロペラントタンクの総量はEx-Sに比べると少なく、股のにある多目的パックにプロペラントタンクを増設することも可能ですが、それでも戦闘可能時間は短いものとなっています。
武装は頭部のインコムとバルカン砲、テールスタビライザーのバルカン砲の固定装備以外は、ブースターユニットのエネルギー共有用ムーバブルフレームに直接接続する形になっており、背部のユニットにビーム可能を4門、右脚部のユニットにビームスマートガンを装着しています。
人によってはジオン公国軍の最終MSであるジオングに似ているとも言いますが、むしろガンダムMAモードのコンセプトを突き詰めた機体であり、敵パイロットに「出来損ない」とまで言われたガンダムMAモードの完成形ではないのでしょうか。
立てないガンプラ
MG Sガンダムブースターユニット装着型は2002年10月発売のMG Sガンダムのキットをベースにブースターパーツを追加したものになります。
増設ブースターを装着するためのパーツと、背面のプロペラントタンクが追加されていますが、使わない脚のためのパーツが多数余ってしまいます。
付属武装はビームスマートガンのみとなりますが、速射装備仕様にするためのパーツも付属しており、通常仕様のものと選択して組み立てることが出来ます。
脚のない機体のため自立してのディスプレイが出来ない(バランスよくバーニアを足の代わりにして立つことが出来なくはない)のですが、Sガンダムのキットにもあった台座に据え付けてディスプレイすることができます。
ちなみにこの台座の本体の取り付け部分は地味に新規造形だったりもします。
比較対象のない完成写真では分かりづらいのですが、実物を見るとかなりボリューム感があり、中々圧迫感があります。ベースキットが少々古めではありますが、元デザインの良さも手伝ってバランスのいいキットなので、素体のキット化の際にEx-Sやブースタ装着型に合わせたデザインをしているのではないかと感じるほどです。
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