MG 1/100 MSA-0011 Sガンダム 買取いたします!

こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。

本日は、高価買取商品のMG 1/100 MSA-0011 Sガンダムについて、ご紹介させていただきます。

究極のMS

MSA-0011 スペリオルガンダム(通称Sガンダム)はエゥーゴによるZプロジェクトにおいて究極のガンダムを目指して開発された超高性能機です。

機体各部の本格的なブロックユニット化を推し進め、非常に高度な設計のムーバブルフレームを本体だけでなく、バックパックなどにも採用した結果、自由度とフレーム数は通常のMSの2倍に相当すると言われるほどです。
更にムーバブルフレーム構造のオプションパーツが用意され、作戦内容に合わせてパーツを換装する事により高い性能を発揮できるだけの柔軟な運用性も持ちますが、理想を追求するあまり実現不可能となり、ペーパープランで終わったものも数多くあります。

同時期に開発されたZZガンダムと同様に分離・変形が可能で、Aパーツ(上半身)はGアタッカー、Bパーツ(下半身)はGボマー、Cパーツ(コア・ブロック)はGコアとなり、分離状態でもそれぞれが宇宙戦闘機として運用可能で、各機の加速力の差が小さい為に3機同時に運用する際もバランスが良いとされています。

武装は頭部に有線誘導兵器のインコムを1基と60mmバルカン砲が4門、大腿部とバックパックにビームカノンがそれぞれ2門ずつ、両膝にビームサーベルボックスが装備されています。
オプション兵装として、テールスタビライザーを60mmバルカン砲4門を搭載したものに換装したり、大腿部のビームカノンを取り外し、ビームスマートガンを本体を右側、エネルギー供給ユニットを装備することも可能です。ビームスマートガンには、ディスク・レドームをセットしたタイプや、砲身の冷却機を大容量にした連射装備仕様も存在します。

また、MSの完全自動化を目指して造られた人工知能であるAdvanced Logistic & Inconsequence Cognizing Equipment(発展型論理・非論理認識装置、通称ALICE)も搭載されており、時折パイロットの制御下を離れては勝手に戦闘を行う事があったと言われています。

本機は高度なユニット化によって高い性能を獲得していますが、同時にそれは構造の複雑化しており、開発・運用にかかるコストも膨大なものとなってしまいました。それ故に実際に完成したのは4機だけで、オプションの方もペーパープランだけで終えた物を除いた数セット分しか完成していないとされています。

なお、Sガンダムの表記で「スペリオルガンダム」と読むことの多いこの機体ですが、プラモデルなどの商品名は同じ表記で「エスガンダム」と読みます。
これはスペリオルが他の商標に引っかかるためですが、原作のガンダム・センチネルが模型雑誌の連載企画であり、商品化前提のアニメ作品と違ってそのあたりのチェックが甘かったためです。

究極のガンプラ

ガンダム・センチネルはカトキハジメ(当時はかときはじめ名義)の出世作で、発表当時にはプラモデルによる変形の完全再現は不可能とまで言われるほどの複雑な変形合体機構を実際に製品化したのがこのMG Sガンダムになります。

変形に必要な関節の動きを再現するため各部の可動域はかなり広く、更に各変形ブロックにはロック機構を設け、ABS樹脂やピス止めを採用する事で変形時でも安定したポジショニングを保持することが可能になっています。

しかし、その分パーツ数も増えており、2002年10月の発売当時では断トツ、その後の商品を含めてもパーツの数は多い方と言えるほどになっています。
それでも、各パーツは大きめなので実際に組み立ててみると、意外と難易度は高くないと感じるかもしれません。

武装もビームサーベルと背面ビームカノン、ビームスマートガンが付属していますが、ビームスマートガン装備に取り外す大腿部のビームカノンは付属していません。

後の技術発展により難点が見えてきてしまった面もありますが、発売当時には究極のガンプラと称されたのも納得できる出来のキットです。

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