こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品のHGUC 1/144 MS-06R-1A 黒い三連星ザクについて、ご紹介させていただきます。
ジェットストリームアタックを仕掛けるぞ!
MS-06のR型、通称高機動型ザクIIは、F型に続く次期宇宙用主力MSとして開発されました。開発が難航した結果、色々なバージョンがあるのですが、初の量産タイプであるMS-06R-1を改良したMS-06R-1Aは一番多く生産されたタイプとなります。
それでも、総生産数は80機程度であり、熟練パイロットの間では「連邦軍の戦艦を沈めるよりも、Rタイプを手に入れるほうが難しい」とまで言われている始末でした。
その貴重な機体を部隊で丸ごと受領したのが黒い三連星こと、突撃機動軍第7師団第1MS大隊司令部付特務小隊です。
隊長のガイアとマッシュ、オルテガの三人で構成されるこの部隊は、ドズル中将が指揮するルウム戦役において、キシリア少将麾下にも拘らず援軍の意味も込めて参戦し、敵将レビル中将を捕縛するという大戦果をあげます。
この後に受領されるザクIIS型を黒く塗装したことから、黒い三連星という二つ名を得ることになります。
彼らの最大の特徴は、ジェットストームアタックと称する三位一体の攻撃にあります。
3機のMSが縦一列に重なって並び、そのまま攻撃対象に向かって接近、1機目が対象に一撃目を加えてすぐさま列から離れ、直後に2機目が同様の箇所に攻撃を加え、すぐさま離脱し3機目が攻撃を実行し、攻撃対象に深手を負わせるという有名なパターン以外にも、いくつかのパターンがあったとされます。
なお、彼らの戦果はコンビネーションによるものとされ、合計の戦果を3等分する形となり、撃墜スコアは艦船14隻であるが、個人単位では1/3とされて4.6隻となり、ぎりぎり「シップズエース」には届かない計算となってしまいます。(連邦軍のMS大量配備前に戦死しているため、MSの撃破数は不明)
だが、彼らはあくまでチームとしての戦果を全てとしており、その点に関する不満はなかったと言われています。
バンダイの商売上手を象徴
このキットは2013年2月の発売で、機動戦士ガンダムUCのHGUCによるキット化が続いている時期に、間を縫うように発売されました。
ベース部分から新規造形で作られたキットは、それなりの関節可動域ではあるものの、脚のバーニアの形状による制限があることや、バーニアの内側やバックパックや脚などの一部などに塗装が必要だったりと、HGらしい出来栄えになっています。
しかし、ランドセルや脚部バーニアなどのディテールはかなり細かいところまで作り込んであり、見栄え重視のキットに仕上がっています。
また頭部パーツは、通常のものに加え、隊長機用のブレードアンテナを装備できるものが別に用意され、ブレードアンテナもTV版とMSV版の2種類が付け替えることができるようになっています。
武装は、ザクマシンガン、ザクバズーカ、ヒートホークと一揃い揃っており、マシンガンの予備マガジンやヒートホークは腰にマウントすることが可能です。
それ以外に、付属している武装を懸架可能なシールド用武器ラックが付いてきます。
ハンドパーツも握り手左、ヒートホーク用握り手左右、マシンガン(バズーカ)用左右と付属しています。
なお、R型には必須装備とも言えるジャイアントバスは付属していませんが、かつてバンダイのサイトには「別売りの「HGUC ドム」に付属するバズーカを用いて06R用のジャイアント・バズーカを作り出せる。」と書かれていたように規格が統一されているので、ドムを買えば装備させることはできます。
3機1セットな黒い三連星の機体のキットは常に3つ用意したくなるものですから、思わぬ出費をしてしまいがちですが、それを惜しんでいては黒い三連星の素晴らしさは絶対に伝わらないものなのです。
でも、せめて武器だけで購入できるようにしてほしいですよね。
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