MG 1/100 MS-06R-2 ギャビー・ハザード専用ザクII

こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。

本日は、高価買取商品のMG 1/100 MS-06R-2 ギャビー・ハザード専用ザクIIについて、ご紹介させていただきます。

超レアな機体

MS-06Rシリーズ、通称高機動型ザクIIには多くのバリエーションが存在しますが、MS-06R-2型は最後発のもので、後期型とも言われる機体です。

次期主力MSのコンペティション用にR-1A型にジオニック社で開発中であったMS-11(後のMS-14 ゲルググ)用の新型ジェネレーターを搭載し、メインスラスターを装備する脚部を新規で設計し、増加装甲を追加しています。
新型ジェネレーター搭載のため胸部の容積が1.4倍まで増加し、コクピットもダイレクト・イン方式が採用され、新規設計機と言っても差し支えないほどの機体となり、「ザクの皮を被ったゲルググ」と呼ばれることもあったと言われています。

コンペティションにおいて総合力で勝るMS-09R リック・ドムに敗れたため、4機が生産された時点で開発は中止され、その貴重な機体を拝領したパイロットの一人が、ギャビー・ハザード中佐になります。
彼は突撃機動軍に所属し、グラナダでこの機体を受け取った後、ア・バオア・クーの戦いに参加したと言われています。他の乗機としてはMS-05S、MS-06FSが知られています。

パーソナルカラーは茶と黒で、高機動型ザクもその色で塗装されていますが、それ以外のカスタマイズはしていないようです。

撃墜数はMS138機、艦船2隻で公国軍で6位とされるスコアを誇りますが、艦船数が少ないことから一年戦争初期は後方勤務であったと思われます。

なお、生産された残りの3機の内、1機は開発チームに残し、あとはジョニー・ライデン少佐とロバート・ギリアム大佐に配備されています。

手抜きとは呼ばないで

このキットは、2015年6月にプレミアムバンダイ限定商品として発売され、その後2回再版されている人気キットになります。

2008年に一般販売されたジョニーライデン専用高機動ザクIIの成型色違いで、実は取扱説明書もそのまま流用されています。
ただ、水転写式デカールは専用もので、デカールの指示書と塗装見本となる片面印刷の追加マニュアルが新たに付属しています。
塗装の必要のないパーツ分けがされており、素組みにデカールを貼るだけでも十分ですが、色使いがシンプルなだけに墨入れをするとぐっと引き締まった感じになります。

ベース部分はMGザクII Ver.2.0となるので、かなりの可動域を誇りますが、膝や足首の可動域が狭いといったMGザクIIR型 Ver.2.0シリーズ全般の欠点もそのままになっています。

付属する武装は、ザクマシンガン、ヒートホーク、ジャイアントバズーカ(ザクバズーカとコンパチ)と一通り揃っており、指の保持力が少々弱いものの、ポージングしてのディスプレイには何の問題もありません。

MGのR2型はジョニー・ライデン機とロバート・ギリアム機が販売されていますが、コンペティションでエリオット・レムが乗ったとされる黒基調の機体(おそらく、開発チームに残された機体)も販売してほしいものです。

ホワイトファングでは、ガンダム関連商品を高価買取中です!ガンダムグッズを高くお売りになりたい方は、是非ともホワイトファングをご利用ください。