こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
今回はガンプラの紹介ですが、「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」に登場した機体のひとつ「HGUC ザクⅡ改」の紹介です。
「ポケットの中の戦争」は一年戦争末期の出来事が描かれていますが、映像作品で初めて原作者の富野由悠季以外の手によるガンダムとして作られた作品です。
2種類の頭部が付属
このキットには、「ポケットの中の戦争」に登場した機体を再現できる頭部に加えて、「機動戦士ガンダムUC」に登場したフリッツヘルム型の頭部も選択することができます。
これら2種類の頭部は選択しての組み立てではなく、組み立てた後でも交換することができますので、その時のイメージに応じて頭部を選ぶことができる仕様なのが嬉しいポイントですね。
通常の頭部はザクおなじみの丸みを帯びたフォルムのデザインですが、フリッツヘルム型の頭部は、どこか「逆襲のシャア」に登場するギラ・ドーガを思わせるデザインとなっています。
時代的には逆襲のシャア以降の物語である「機動戦士ガンダムUC」に登場する機体ということで、そのデザインは成功しているといえるでしょう。
こちらの商品としての出典は「ポケットの中の戦争」ではありますが、こうした選択パーツが存在することで別のイメージにすることができるのは楽しいポイントとなっています。
細部のこだわりと微妙な部分
こちらの「ザクⅡ改」には、もうひとつこだわって作られているポイントがあります。
それは、関節の成型色がミディアムブルーであるという点です。
実はこの機体、「ポケットの中の戦争」劇中では関節の色がミディアムブルーとして塗装されているのです。
ザクといえばややグレーがかった関節カラーでおなじみですが、こうした部分にこだわりを感じることができます。
その反面、少し微妙なポイントなのが右手の手首パーツが銃持ち手しか付属しない、という点です。
これはどういうことかといえば、右手の人差し指が銃のトリガーにかけるために少し前に飛び出した状態で造形されているということです。
このキットには武装としてヒートホークも付属しますので右手に持たせることができるようになっているのですが、銃持ち手しか付属しないため少し微妙な結果になります。
逆に左手の手首パーツは、握り拳と平手の選択式となっており、右手に銃、左手にヒートホークという重武装状態を再現することができます。
また、平手は「ポケットの中の戦争」の主人公であるアル少年を乗せることをイメージしており、こうした細かい部分にもこだわりが感じられるだけに、右手パーツが少し残念な結果となっています。
「ポケットの中の戦争」は、モビルスーツ同士の戦闘よりも戦争の悲劇をメインテーマとして描いた作品です。
今回紹介したザクⅡ改も劇中では悲惨な末路を迎えることになるのですが、登場する機体も含め作品としても高い評価を受けています。
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