こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
今回は「アナハイムラボラトリーログ」から、「RE ガンダムMk-Ⅲ8号機」を紹介します。
ガンダムMK-Ⅲは「機動戦士Ζガンダム」に登場したガンダムMk-Ⅱの後継機として開発された機体であり、今回紹介する8号機はプレミアムバンダイからの限定商品としてリリースされました。

クワトロ専用の赤いガンダム

このガンダムMk-Ⅲ8号機は、クワトロ・バジーナ専用機として開発された機体という設定であり、そのためクワトロ(=シャア)のパーソナルカラーである赤い色で成形されています。
REとしてはこの「8号機」がリリースされるより以前にノーマルタイプのガンダムMk-Ⅲがリリースされており、今回紹介する8号機はそのカラーバリエーションキットとなっています。
ガンダムMk-Ⅲは時代的には「Ζガンダム」の時期に開発された機体ですので、機体各部のデザインはΖガンダムを踏襲したものとなっており、Ζガンダムはもとよりクワトロのかつての愛機である百式もイメージした意匠も施されています。
たとえば頭部はΖガンダムのようなイメージがありますが、バックパックには百式を思わせるバインダーが装備されており、脚部のスラスター部分も百式を思わせるデザインに仕上がっています。
百式の意匠を受け継ぎ、赤い成型色のこの機体は、まさにクワトロ専用に開発されていたという「歴史のIF」にふさわしいデザインです。

「ガンダム」であって「ガンダム」らしからぬ機体

このガンダムMk-Ⅲ8号機には、ガンダムであってガンダムらしからぬ仕様が随所にみられます。
たとえば両肩にはビームキャノンが装備されていますが、こうした肩のキャノン砲はガンキャノンなどに見られるもののこの時代の「ガンダム」タイプのモビルスーツには見られない装備です。
RE版のこのキットでも、このビームキャノンはガンダムMk-Ⅲにおける特徴的な武装ということで気合の入った造形となっており、組み立て後についても前面に向けることができるなど可動面でも申し分ないものとなっています。
また、REだけあってビームキャノン以外の各パーツのデザイン・造形ともに開発者のこだわりが感じられる内容となっており、たとえばリアスカート内部のバーニアなど「作ったあとは目立たない」部分にまで気を配ったデザインが秀逸です。
赤いモビルスーツといえばシャアの代名詞であり、シャア専用のガンダムといえばキャスバル専用ガンダムが有名ですが、このガンダムMk-Ⅲ8号機もまたそれにひけをとらない存在感を醸し出しています。

ガンダムMk-Ⅲは、ゲームでの客演などから近年存在感を増しており、その機運を受けてのRE版リリースといえます。
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