こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品のMG 1/100 RMS-108 マラサイについて、ご紹介させていただきます。
第二世代MS初期の傑作
宇宙世紀のMSの開発史において、MSは大きく6つの世代(5つとする説もある)に分類されています。
これは開発時期によるものではなく、性能による区分であり、違った世代のMSが同時に開発されています。
最初の世代交代である、第二世代のMSは全天周囲モニター・リニアシートが一体化したイジェクションポッドの採用、ムーバブルフレームの導入、装甲材としてガンダリウムγを使用していることの3つを満たしていることを要件とします。
これらの技術はグリプス戦役の直前に実用化され、宇宙世紀120年代に第二期のMS群(第六世代に当たる)が開発されるまでの量産機として第二世代のMSは主力であり続けました。
RMS-108 マラサイは、アナハイム・エレクトロニクス社で開発された、ドムの流れを汲むRMS-106 ハイザックの発展型MSで、地球連邦軍(ティターンズ)で初めての量産型第二世代MSとなります。
ジェネレータ出力の問題からハイザックでは実現できなかった、ビームライフルとビームサーベルの同時運用を可能となり、ガンダリウムの装甲による軽量化と脚部スラスターの推力向上により、地上でも短時間のホバー走行を行うことができます。
元々はエゥーゴに提供される予定であったマラサイは、政治的な配慮によりティターンズに無償提供され、ハイザックから継承された生産性の高さにより、瞬く間に量産されティターンズの主力MSとなりました。
武装はハイザックが使用していたものの同型のビームライフルと、柄の部分が長いビームサーベル×2、頭部に60㎜バルカン砲を装備しています。2枚で構成されるシールドは右肩に装着され、裏面にはビームサーベルがマウントされています。また、基部はフレキシブルに可動でき折り畳むこともできます。
ガンダリウムの装甲、ビーム兵器の標準搭載など一年戦争で伝説になるほどだった超高性能機RX-78 ガンダムに匹敵する性能の機体が、人類の半数を失う大戦からわずか7年で量産されるようになるのですから、地球連邦による復興は相当効率のいいものであったのではないかと、こういったところからも窺い知ることができます。
一見シンプルなつくりのキット
このキットは2012年5月の発売と、比較的新しめのものになりますが、今どきのフレーム式のキットではないにもかからわず合わせ目があまり目立たず、比較的シンプルな色身とは言え、成型色での塗分けがほとんど塗装の必要のないレベルになっています。
手のパーツは指の部分を差し替えるようになっており、5本の指が独立可動するものと、ビームライフルとビームサーベルのそれぞれを握る用のもの、完全な握りこぶしが付属しています。
武装はカードリッジの着脱が可能なビームライフル、黄色いクリアパーツの刀身のビームサーベルが2本付属します。
それ以外にも、百式とのセットでキット化されているバリュートシステムを装備するための」ジョイントパーツや、バックパックをがっちりと掴むアクションベース用のジョイントパーツ「ラウンドフォーミングジョイント」が付属しています。
また、別売りのガンプラ用LEDユニットを頭部に装着することができ、クリアパーツのモノアイが光るようになっています。
そのモノアイの可動など外観では分からないギミックもあり、見た目以上に凝った作りのキットになっています。
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