こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品のBlu-ray 機動戦士ガンダム 逆襲のシャアについて、ご紹介させていただきます。
構想10年の大作
機動戦士ガンダム 逆襲のシャアは1988年3月12日に封切された、ガンダムシリーズ初の完全オリジナルの劇場作品です。
時は宇宙世紀0093年、シャア・アズナブルは、幾多の戦いを経ても地球から宇宙移民を強権的に統制し続ける地球連邦政府に対し、ネオ・ジオンを率いて宣戦布告をする。
小惑星5thルナを地球連邦政府があるチベットのラサに落とし、偽りの和平で手に入れたアクシズを地球に落とそうとする。ネオ・ジオンに対抗する連邦軍の外郭部隊ロンド・ベルは、トップエースのアムロ・レイにνガンダムを託し、アクシズの落下を阻止しようとする。
このようなあらすじのこの作品は構想10年と銘打っているので、機動戦士ガンダムのTV放映前からの企画となりますが、シャアがネオ・ジオンを率いるというのは富野由悠季自身による小説版にもみられる展開なので、全くの嘘という訳ではないのでしょう。
また、コロニーの回転などにCGを導入して「史上初のCGとアニメの融合」などと宣伝されたものです。(ただ、CGの一種であるスキャニメイトは70年代からアニメに使用されています)
主題歌はTM NETWORKの「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙(そら)を越えて)」 で、雰囲気のあるいい歌なのですが、後に小室哲哉がやらかしたおかげで「借金の輪から抜け出せなくていくつもの罪を繰り返す」なんて替え歌を作られる羽目になるのはご愛敬です。
2011年6月24日に発売されたBlu-ray版は、日本語字幕付きの本編に映像特典として劇場予告篇と特報2種類、カラー16Pの解説書が封入されています。なお、初回限定盤には特典として特製スリーブ、劇場パンフレット(縮刷版)、ポストカード、生フィルムコマが付いてきます。
シャア・アズナブルの人生の結末
この作品までのガンダムを一言で表すと青年革命家シャア・アズナブルの物語です。
シャアは宇宙世紀最大の思想家でもある革命家ジオン・ズム・ダイクンの息子として生まれ、父がデギン・ザビに暗殺されたと信じ復讐を目指す中、父の思想に傾倒していきます。そして、最終的には父の思想の実現として、全ての人類をニュータイプとして覚醒させるために立ち上がります。
しかし、その方法は地球に核の冬をもたらし誰も住めない環境にすることで、全人類を宇宙にあげるという過激で乱暴なものでした。人類を粛正すると嘯くシャアに対し、かつては共闘もしたアムロは人類の英知を信じ、そのようなことをしなくても人はニュータイプになれると、戦いを挑みます。
富野監督は世代的には団塊の世代の少し上に当たり、団塊の世代は大学生の頃に全共闘とかの革命ごっこに現を抜かし、夢破れて政治に切望した世代でもあります。(ちなみにネットで政治に目覚めたとか言ってネトウヨやってるのもこの世代に多いのは余談)
ゆえに富野監督たちの世代は、そういった熱い連中を少し冷めた目で羨ましく見ていたところがあり、それがシャアというキャラに対して強い影響を与えています。
劇中でシャアに対しアムロが言った「革命はいつもインテリが始めるが・・・」のセリフは監督自身の革命というもの、ひいては熱く革命を語っていたはずのあの人たちに対する総括なのではないでしょうか。
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