こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品の機動戦士ガンダム0083 Blu-ray Boxについて、ご紹介させていただきます。
ミッシングリンクの作品
ガンダムシリーズ初のOVA「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」の成功を受けて、制作された第二弾が「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」です。
ガンダムの露出が売り上げを上げるというバンダイの意向により、ガンダムを敵方にも与えてガンダム対ガンダムの構図を作ることになった他、初代ガンダムとZガンダムの間の出来事が描かれ、両作品間の空白を埋めるストーリーと相まってかなりの意欲作になり、ファンの多い作品です。
作画もOVAならではの高クオリティだったことに加え、リリースの途中で再編集による劇場版の製作が決定したため、終盤は劇場の大画面に耐えうるほどの作画レベルになり、その点での評価も高い作品です。(おかげで発売スケジュールが遅れ、最終巻の発売が劇場版公開後になったたのは痛し痒しですが)
なお、ガンダム史上最も多くオリコン1位を獲得し、オリコンのビデオ、LD、DVDのそれぞれのチャートで1位を取った唯一のガンダム作品でもあります。
「機動戦士ガンダム0083 Blu-ray Box」はそんなSTARDUST MEMORY全13話をHDリマスターした映像とオリジナル音声に加え、2006年に発売されたDVD-BOX版で新規アフレコされた5.1ch版の音声を付属して、2016年1月29日に1年の期間限定で発売されました。
また、映像特典としてノンテロップオープニング&ノンテロップエンディング、Blu-ray Box PV&CM、今西隆志スペシャルインタビューの他、LD版の購入特典だったピクチャードラマ「宇宙の蜉蝣」と新作の「宇宙の蜉蝣2」が付属しています。
他にも、音声特典として1992年に発売されたCDシネマ「ルンガ沖砲撃戦」と「宇宙の蜉蝣」、第5、8、12話にオーディオコメンタリー、5.1chDVD-BOX付属のオーディオコメンタリー(第1、10話)を再収録、封入特典として全106Pのブックレットも付属しています。
「リアル」なガンダム
宇宙世0083年、ガンダム開発計画の試作機であるガンダム試作1号機と試作2号機がオーストラリアのトリントン基地に搬入される。しかし、エギーユ・デラーズ率いるジオン軍の残党「デラーズ・フリート」は核兵器を搭載したガンダム試作2号機を強奪せんと基地を襲撃する。
これは後に観艦式への核攻撃、コロニー落としにつながる「星の屑作戦」の始まりに過ぎなかった。
そんなストーリラインのSTARDUST MEMORYはジオニズムの内、スペースノイドの自主独立にスポットが当てられ、ニュータイプ論は一切出てきません。
これはプロデューサーが富野由悠季の要望を蹴って行ったと言っており、そのため超能力に頼らない重厚な作劇を生み、後の一年戦争物のガンダムに強い影響を与えました。
登場するMSは新規デザインのガンダムと既存機体のリファインが中心となっています。
その中には「ガンダム・センチネル0079」でカトキハジメがリデザインしたものも含まれており、「ガンダム・センチネル」の関係者が企画に大きく関わっていたものとものと思われます。(監修のあさのまさひこなど、初期のスタッフクレジットの中に名前がある人がいます)
だから、ストーリーの流れが「ガンダム・センチネル」の小説に何となく似てるのも仕方のないことなんですよね。
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