こんにちは!!ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品のMG 1/100 MSM-04 アッガイについて、ご紹介させていただきます。
隠密活動用のMS
一年戦争の初期、ジオン公国軍は地上進攻作戦の迅速な作戦行動のおかげで地球連邦軍キャリフォルニアベースの潜水艦建造施施設を多くの稼働な潜水艦とともに無傷で接収することに成功しました。
突撃機動軍司令のキシリア・ザビは海洋の制圧は地球の制圧につながるとし、鹵獲した潜水艦を改修したものの部隊を中核とする戦略海洋諜報部隊を設立し、そこで運用するための水陸両用MSの開発を進めました。
MSM-04 アッガイはそういった経緯で開発されたMSの1機で、MS-06 ザクIIのパーツを流用した簡易量産型と言える機体ですが、ステルスや索敵性能に優れていることから偵察や隠密行動での運用がなされました。
ビーム兵器の運用を想定して、ザクIIのジェネレータを2基搭載しているのですが、ビーム兵器を使用しなければ1つのジェネレータで稼働することが出来、他の水陸両用MSに比べ廃熱が少なく、シンプルな形状からソナーでの探知においてクジラとの見分けがつかないと言われています。
他の水陸両用MSと同様に腕部はフレキシブル・ベロウズ・リムと呼ばれる多重関節機構なのですが、他の機体に比べ伸縮性に富み非常に長いリーチを誇るのですが、それ以外にも手に当たる部分がユニット化されており、様々な換装パーツが存在することで多様な武装を実現しています。
換装パーツには格闘戦用のアイアンネイル、6連装ロケットランチャー、バルカン砲、メガ粒子砲といったものがあります。
また、コクピットが複座式になっており、潜入工作や要人誘拐に用いられたとも言われ、生産性の高さも相まって、戦略海洋諜報部隊の土台を支える機体となりました。
こだわりの体育座り
アッガイは頭でっかちでシンプルなシルエットのデザインで、伸びる腕以外にこれといったギミックのない機体ですが、MG アッガイは「アッガイの内部メカニズムに、機体開発の熱いドラマを見よ!」と取説に書かれているように、内部構造がかなり作りこまれています。
足のスクリューは回すことが出来ますし、そのスクリューの中にもスクリューがあるという内部構造は組み立ててしまうと見ることが出来なくなってしまいます。
右腕はアイアンネイルになっているのですが、これはスプリングを仕込みワンタッチで飛び出すことが出来ます。左腕はミサイルが格納されているのですが、これもカバーを付けるとほとんどが隠れてしまいます。
また、腕のフレキシブル・ベロウズ・リムだけでなく肩や下半身の可動域も広く、膝を完全に折り畳むことが出来ます。これにより体育座りが可能になっているというか、体育座りをさせるための可動域と言えるぐらいです。
MG恒例の付属フィギュアは、何とカツ・レツ・キッカの3人組が付属します。しかも、非常に珍しいのですが取説にフィギュアの色の塗り方の解説まであります。ついでに潜入工作時のパイロットが付属しているのですが、取説で鼻が赤く塗られているので赤鼻で間違いありません。
更に3人組を乗せる透明の台座もあるので、体育座りのアッガイの上に乗せれば、小さな防衛線の有名シーンの再現が可能です。
それ以外にも、水中航行シーンを再現するために、台座が用意されていたり、足のスクリューや手の魚雷を発射した時の水流を表現したクリアパーツも付属しています。
バンダイのスタッフが何故にここまでの熱意を持ったのかわかりませんが、尋常ならざるこだわりで作られたこのキットは、ある意味バンダイの魂を体現したキットと言えるでしょう。
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