こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品のMG 1/100 MS-14C ゲルググキャノン[MSVカラー]について、ご紹介させていただきます。
名機ゲルググの改修機
MS-14C ゲルググキャノンは、MS-14A ゲルググをベースに(外見上は差異のないYMS-14 先行量産型ゲルググをベースとする説もある)背面ビームキャノンを装備し、頭部を補助カメラが追加されたものに換装した機体です。
重火力支援機としての運用を前提とし、開発が難航していた携帯用ビームライフルの代替として、水陸両用機から転用された高威力のビームキャノンを装備しています。
その他の武装として、右腕に装着する3連装ミサイルランチャーと左腕に装着するバックラーシールドがあり、頭部補助カメラとの連動によるセミオートマチックドライブが搭載されているため、近接戦闘にも対応できます。
また、格闘戦用に他のゲルググにも装備されているビームナギナタと通常のシールドも装備可能となっています。
ジェネレータ出力を火力に使っている分推力がA型に比べると落ちてしまい機動力が低下していますが、後方支援が主任務なために、あまり問題にはなっていません。
また、バックパックの交換でB型(高機動型ゲルググ)への換装も可能となっており、戦場で最初にB型で出撃し、補給に戻った母艦でC型で再出撃したという話もあります。
一年戦争終結までに生産、配備された数は15機にとどまっているが、それとは別に122機分のパーツが用意されているとされています。
遅れて出た名機ゲルググの系譜に連なる高性能な支援機がこのゲルググキャノンです。
かつての設定カラーを成型色で
このキットは、グレーの成型色のMG ゲルググ Ver.2.0の本体に、背部ビームキャノンパックや腕部、頭部のパーツが追加されたものになります。
最近のゲルググキャノンは、量産型や高機動型のゲルググとのコンパチキットであり、かつてのMSVモデルのカラーリングにするには全体を塗装する必要があったのですが、このキットは成型色で再現できるようになっています。
頭部と腕部の武装装着部分は新規造形なのですが、ビームキャノン、3連装ミサイルランチャー、バックラーシールは1997年発売のMG 1/100 MS-14B/C 高機動型ゲルググ／ゲルググキャノン ジョニー・ライデン少佐機からの流用となっています。
そのため、ビームキャノンが継ぎ目の目立つモナカ形成であったりと、少し粗のある作りなのは残念です。
武装はビームキャノン、3連装ミサイルランチャー、バックラーシールド以外に、A型用のビームライフル、シールドも付属してます。
なお、A型の頭部パーツも同梱されているため、グレーカラーのA型として組み立てることも可能です。
マーキングシールに関しては専用の水転写式のデカールしか付属していないため、通常版と同じようなコーションマーク等が欲しい場合は部品として注文するかガンダムデカールを購入する必要があります。
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