こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品の【HGUC 1/144 AMX-104 R・ジャジャ】
について、ご紹介させていただきます。
騎士のためのMS
AMX-104 R・ジャジャは、まだアクシズがアステロイドベルトにいたころに開発された機体で、対MSの近接格闘に特化したYMS-15 ギャンの設計思想を受け継ぎ開発されていたものを、「騎士」と呼称される上級士官用に改修して完成しました。
特に明記された資料はありませんが、設定上第二世代のMSであると思われます。
アクシズは、アナハイム・エレクトロニクス社との裏取引で、ガンダリウムγの精製技術と引き換えに、イジェクションポッドと基礎的なムーバブルフレームの技術を手に入れているので、第二世代以降のMSを開発する素養は持っています。
近接格闘を重視しているため、ビームライフルには銃剣として低出力のヒートサーベルを装着しており、ビームサーベルの鍔の広いものとなっています。
また、ビームサーベルのエネルギー充填用の鞘を左腰にマウントしており、見た目の騎士感をより強くしています。
それ以外の武装として、シールドとミサイル発射口が付いている肩アーマーがあります。肩アーマー自体が独立可動するため、ミサイルの射角は広く、シールドもフレキシブルな運用ができます。
シールドにはスラスターが配置され、機体各所のスラスターと合わせるとかなりの高機動をすることができ、格闘戦における優位を実現します。
ギャンの設計思想を受け継いでいるとは言うものの、近接格闘に特化した所と被弾率の高い部分にミサイルを配置するところ以外は全く別物であり、見た目も含めて後継機種とは言えないような機体となりました。
なお、初出である「機動戦士ガンダムZZ」の作中では、赤い機体でキャラ・スーンの専用機的な扱いでしたが、実際は別のカラーリング(おそらく、パイロットのパーソナルカラー)で何機か実戦配備されていたようです。
こちらがオリジナルなのに・・・
このキットは、2019年1月発売に一般販売されたキットですが、実は2014年12月に発売されたHGBF R・ギャギャがベースキットになっていると言っていいものです。
半分ぐらいがR・ギャギャから成型色違いで流用されたものとなっており、字面が似ているのでぱっと見では分かりづらいですが、多くのランナーのタグにR・ギャギャと書いてあります。また、DランナーはR・ジャジャとR・ギャギャの2つのタグが付いているという珍しいものになっています。
赤と黄色が組み合わさったカラーリングを再現するために、パーツ数がHGとしては多い方のキットになり、肩のミサイル発射口などの細かいパーツもあるので、組み上げるには少し慣れが必要かもしれません。
更に、脚部スラスターや機体各所の黒いラインは成型色では再現出来ていないので、綺麗に仕上げようとすると塗装は必須になります。
関節の可動域は、HGとしては標準以上で、肩アーマーの回転機構を再現しているため、肩回りは独特の曲がり方をします。手のパーツも、武装を握るための左右の握りこぶしと左の平手が付属しています。
武装はすべて付属しており、ビームサーベルも刀身は太いクリアパーツで、左腰の鞘に柄を納めることもできます。
元々が端正なデザインだったものを、キット化に際して更にディフォルメを利かせたため、銃剣や各部の角が長すぎるようにも感じますが、西洋の鎧姿がモデルの格好良さは相変わらずです。
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