こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
ガンダムのプラモデルという商業ベースで考えた場合、最も重要な時代といわれているのがガンプラブームさなかの1980年代ではないでしょうか。
そんな時代に漫画作品として展開された「プラモ狂四郎」に登場した数々の機体はガンプラブームを牽引してきました。
今回紹介するのはそんな「プラモ狂四郎」に登場する主役機(?)「MG 1/100パーフェクトガンダム」です。
MG パーフェクトガンダムの特徴その1
このパーフェクトガンダムは、原理としてはフルアーマーガンダムと同じで、素体となるガンダムに追加装甲を取り付けていくという仕様です。
フルアーマーガンダムと違うのは、追加されるのが単純な装甲(アーマー)ではなく、武装がメインであるという点です。
特に右肩から張り出した大型キャノン砲はかなりのボリュームがあり、パーフェクトガンダムという機体の大きな特徴ともなっています。
また、そんなキャノン砲を支える背部バックパックからは「これでもか」と言わんばかりの大型化と追加ノズルで埋め尽くされており、
そのバックパックから伸びるパイプについても強烈な個性を放っています。
このあたりは映像作品ではなく漫画作品を出展とするキットであるということも大きく関係しているでしょう。
MG パーフェクトガンダムの特徴その2
MGとして発売されるキットといえば主にアニメ作品が出展となるのですが、このパーフェクトガンダムはそもそも「ガンダム」ではなく「ガンプラ」が主役の漫画が原作です。
この点が他のMGキットとは大きく異なる部分であり、このキットにもその点が影響している部分が多く見受けられます。
たとえば付属するデカールは、マーキングシールに加えて「プラモ狂四郎」の主人公・京田四郎のマークが付属しており、シールドに貼り付けることができます。
さらにこのキットにはパーフェクトガンダム以外にも様々な付属品があり、その中には京田四郎のフィギュアと「プラモ狂四郎」のオリジナル漫画冊子まで含まれています。
この漫画冊子では、大人になった京田四郎が現在のプラモ事情を語るといった内容であり、
かつて1980年代に「プラモ狂四郎」を読んだことがあるという人であれば、感涙モノの内容といえるのではないでしょうか。
もっとも、「プラモ狂四郎」のことをまるで知らない現在のファンからすればあまり意味がないため、「作る人」を選ぶプラモといえるかもしれません。
1980年代といえばまだ時代は昭和であり、今から30年以上も昔の話です。
「機動戦士ガンダム」が世に出て40年、こういう数字を見るとかなりの長きにわたって多くのファンを魅了し続けているということがわかります。
「プラモ狂四郎」もまた、そんな歴史の中に生まれた名作のひとつです。
ホワイトファングでは現在ガンダム関連商品の買取を強化中です。
長い歴史を持つガンダムシリーズから生まれた数々の名キット、ぜひホワイトファングまでお持ち寄りください!