MG 1/100 RX-78-2ガンダム【ガンダム買取情報】

こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。

今回は原点に一度立ち返るという意味で、1995年に発売された記念すべきMG第一号・「MG 1/100 RX-78-2ガンダム」を紹介します。
このキットは、MGの第一号キットとして発売され、様々な媒体で紹介されたということもあり、各方面に話題を集めたキットとして知られています。

MG ガンダムの特徴_1

MG版のガンダムが出た当時、パーツ数が200を超えるというだけでもかなり驚かれたものですが、実際にランナーの構成を見てみるとそこまで多いという印象はありません。

もっとも、それはあくまでも現在の目で見た場合の話であってその当時はかなり異例の出来事だったはずです。
この当時のMGは可動よりもディスプレイした場合のモデルを重視している傾向にあるようで、各関節の可動はそこまで大きなものではありません。

そのかわり、各種モールドはかなり細かいものがあり、組み立てにおいてはスミ入れなどをするだけでもかなり完成度が高くなります。

もちろん可動があまり大きくない、というのはあくまでも現在のMGと比較した場合の話であって、それでもこの当時はここまで動けば十分だったのではないでしょうか。
見た目のプロポーションと可動とを両立させるということがいかに難しい時代だったのか、ということがよくわかるキットです。

MG ガンダムの特徴_2

このキットは、現在のMGなら当たり前ともいえる「内部のメカ構造」についてもこだわりの造形が行われています。

それまでガンプラといえば、外見を作り上げるということが大きなテーマとなっていた中で、まずは内部メカを作り込む、という作り方をするというのはかなり異例のものでした。

また、ガンダムといえばもうひとつ忘れてはならないのがコアファイターの変形合体ですがこのMGでももちろんコアファイターがコアブロックに変形してコクピットに収納されるという仕組みを再現できます。

コアファイターについてはこのキットが出るまでにも何度か再現されてきましたが、このMG版では完全変形を実現しており、多くの人が驚いたことでしょう。
完成したMGガンダムの全体的な印象としては、ややスマートな体型になっているものの、ガンダムのスタイルとしてはひとつの完成形として評価されました。

コアファイターの変形合体を実現しつつ良好なプロポーションを保つそのスタイルは、その後のMGの方向性を決めることになったことでしょう。
キットの完成度を高めるための各種デカール類も様々な内容のものが多数付属するようになったのも、既にこのキットで確立しています。

その後もガンダムはバージョンアップが行われその都度新たな解釈のもとデザインがブラッシュアップされています。
その基礎を築いたのは間違いなくこの初代MGではないかと思うのです。
ホワイトファングでは現在ガンダム関連商品の買取を強化中です。
MGが世に出て既に20年以上経過していますが、その間に出た様々な商品・キットの買取も行っていますのでぜひよろしくお願いします。