【ガンダム買取情報】MG 1/100 RX-93-ν2 Hi-νガンダム Ver.Ka

こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
本日は、高価買取商品のMG 1/100 RX-93-ν2 Hi-νガンダム Ver.Kaについて、ご紹介させていただきます!

複雑な経緯を持つ機体

RX-93-ν2 Hi-νガンダムは、わずか3ヶ月で開発されたために発展改良の余地のあるRX-93 νガンダムをアナハイム・エレクトロニクス社が独自に開発をした機体とされます。

機体カラーは白と黒(ミッドナイトブルー)から白と青を基調としたものに変更され、背部中央にスタビレーター、その左右にファンネルラック、その下にスラスターとプロペラントユニットという機体構成となっています。

武装はνガンダムとほぼ同じで、ビームライフル(デザインが違うが同性能)、ニューハイパーバズーカ、シールド、ビームサーベル2種類、フィン・ファンネル6基となっていますが、右袖部にマシンガンとビームサーベルの大きい方が1本が追加され、フィン・ファンネルはラックに格納することで充電し、稼働時間が延長されています。

以上がゲームなどで使用される一般的な設定ですが、ここに至るまでには紆余曲折がありました。

遡れば、映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」におけるアムロの搭乗機の初期案Hi-Sガンダムに行き着きます。
これはシャアを超えるためのガンダムという富野由悠季によるネーミングだったのですが、彼がシャアの綴り(Char)を間違えていたため廃案となり、現在のνガンダムになりました。しかし映画公開後に発刊された、諸般の事情により没になった映画用シナリオの第1稿をベースにした小説「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」の口絵ではνガンダムのデザインを大きく変更し、今のHi-νガンダムに近いものとなりました。(ただし、表紙や挿絵は映画のνガンダムのデザイン)

その後、この口絵のデザインを模型雑誌「B-CLUB」上で立体化した時、初期のネーミングにあやかってHi-νガンダムとし、2007年のMGキット化の際にサンライズ主導でリファインし、それが公式設定となりました。

公式設定ができた後も以前のデザインが使われることもあり、機体の立ち位置もνガンダムの後継機ではなく「ベルトーチカ・チルドレン」に準拠した設定が採用されることがあります。

複雑なギミックを持つキット


2014年8月に発売されたこのキットは、公式設定化前のデザインを元にリファインされています。
ゆえに体型は太くなり、カラーも紫と白が採用され、ファンネルには紫のグラデーション塗装が施されています。
また、νガンダム Ver.Kaに比べ身長が低くなり、更にマッシブな印象を与えます!

その他の変更として、シールドは白一色となり、右腕部に搭載されたガトリング・ガンが4連装で不使用時には格納されるようになり、ビームサーベルラックの展開方法もシンプルになっています。また、4連装ガトリングの中心軸からはビームサーベルの刀身が発振可能であり、左腕部のラックに搭載したままの予備ビームサーベルと合わせることで、ビーム・トンファーとしての使用も可能になるといった新規設定が追加され、肩アーマー上部・リアスカート・脹脛周辺のスラスターが展開するギミックも追加されています。

なお、武装やディスプレイ台などにνガンダム Ver.Kaとの共用パーツが一部にあります。

関節可動域なども含めてVer.Kaらしく仕上がっているのですが、比較的組み立てやすいキットになっており、初心者がステップアップするのにちょうどいいのではないでしょうか!!

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